2016年4月の「PANCRASE 277」でフェザー級時代の矢地祐介にリアネイキドチョークで一本勝ちしたクレベル・コイケ。
9月1日(日)東京・新木場スタジオコーストで開催されるONEジャパンシリーズ旗揚げ戦「Road to ONE:CENTURY」のメインイベントおよび追加カードが発表された。
「修斗vsPANCRASE」対抗戦が行われる同大会のメインイベントでは、元KSWフェザ―級王者のクレベル・コイケ(ボンサイ柔術)と、修斗2006年新人王の西浦“ウィッキー”聡生(KRAZY BEE)が対戦する。
クレベルは日系ブラジル人。2016年4月の「PANCRASE 277」にて、フェザー級戦ながら現在RIZINで活躍中の矢地祐介(KRAZY BEE) にリアネイキドチョークで一本勝ちするなど、ボンサイ柔術で磨いてきた寝技を武器に一本勝ちを量産。
(C)INFY
2017年6月にはポーランドで5万人以上の観客を集めた「KSW39」でマルチン・ロゼクを判定で破りフェザー級のベルトを獲得。その後もアルトゥル・ソウィンスキ、マリアン・ジュコフスキらKSWの強豪相手に一本勝ちするなどトップ戦線で活躍。前戦は2018年12月の「KSW46」で、元ライト級王者のマテウス・ガムロとKSWフェザー級王座決定戦に臨むも判定負け。今回、2017年9月のシュートボクシングでのマツシマタヨリ戦(判定負け)以来の日本での試合に臨む(MMAでは矢地戦以来、3年5カ月ぶり)。
対する西浦は、出所の見えない変則的な打撃を武器に2005年5月に修斗でプロデビュー後、CAGE FORCE、DREAM、VTJなどで活躍。2015年の「Road to UFC:Japan」では準決勝進出も石原夜叉坊にスプリット判定負けでUFCとの契約はならなかった。2017年10月のRIZINでは、アンディ・サワーに判定勝利。その後は「巌流島」で4勝1敗。直近では、2019年5月の巌流島でPANCRAESにも出場経験のある鈴木琢仁を相手に2R、右ストレートでダウンを奪ってのパウンドでTKO勝ちを収めている。金網での戦いは、2015年の「Road to UFC:Japan」以来、4年ぶりとなる。
また、ストロー級の対抗戦として、木内崇雅vs野田遼介の両団体のランカー対決も決定。さらに、7月14日の修斗第1試合でTRIBE TOKYO M.M.A.所属として、ガッツ天斗に判定勝ちした石井逸人が、TTFCで4勝1敗と大きく勝ち越している古間木崇宏と対戦するなど、好カードが並んだ。古間木は2016年12月のPANCRASEで神酒龍一に判定勝利後、2017年5月に若松佑弥にKO負けを喫しており、2年4カ月ぶりの再起戦に臨む。
▼メインイベント ONEグローバル・ルールセット フェザー級(70.3kg)5分3R
クレベル・コイケ(ボンサイ柔術/元KSWフェザ―級王者)
西浦“ウィッキー”聡生(KRAZY BEE)
▼ONEグローバル・ルールセット ストロー級(56.7kg)5分3R
木内 SKINNY ZOMBIE 崇雅(和術慧舟會GODS/修斗・世界ランキング6位)
野田遼介(ALLIANCE/PANCRASE・ランキング9位/2018年NBTストロー級優勝)
▼ONEグローバル・ルールセット フライ級(61.2kg)5分3R
石井逸人(TRIBE TOKYO M.M.A/修斗・世界ランキング3位)
古間木崇宏(パラエストラ八王子)
▼ONE SUPER SERIES ムエタイ フライ級(61.2kg)3分3R
渡辺優太(P.Kムエタイジム)
内藤大樹(BELLWOOD FIGHT TEAM)
【既報】
▼ONEグローバル・ルールセット フライ級 5分3R
清水清隆(TRIBE TOKYO M.M.A/修斗・世界ランキング4位)
秋葉大樹(Reliable/PANCRASE・ランキング4位)
▼ONEグローバル・ルールセット ライト級 5分3R
岡野裕城(マッハ道場/修斗・世界ランキング9位)
アキラ(MSC/&MOSH/PANCRASE・ランキング5位)
▼ONEグローバル・ルールセット バンタム級 5分3R
野瀬翔兵(マスタージャパン福岡/修斗・アマ修全日本王者)
高城光弘(リバーサルジム横浜グランドスラム/PANCRASE・アマチュアパンクラス/MWJ杯優勝)
▼ONEグローバル・ルールセット バンタム級 5分3R
野尻定由(赤崎道場A-SPIRIT)
前田浩平(GRABAKA)
※2018年12月の「格闘代理戦争」では前田浩平がスプリット判定勝ち
▼ONE SUPER SERIES キックボクシング フェザー級 3分3R
廣野 祐(フリー/J-NETWORK第3代ミドル級王者 )
内村洋次郎(イングラム/PANCRASE・8位)