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【RIZIN】安保瑠輝也が一夜明けて前向きに「俺、これ潰したら最強になれるわってところが分かってしまった」空手、レスリング、競輪で「生物的に強くならなあかん」

2023/05/08 12:05
【RIZIN】安保瑠輝也が一夜明けて前向きに「俺、これ潰したら最強になれるわってところが分かってしまった」空手、レスリング、競輪で「生物的に強くならなあかん」

試合後とは違い、明るい表情で今後のことについて語る安保(C)安保瑠輝也

 2023年5月6日(土)東京・有明アリーナ『RIZIN.42』の第10試合RIZINキックボクシングルール3分3R(70.0kg)で、ブアカーオ・バンチャメーク(タイ)とドローとなった安保瑠輝也(MFL team CLUB es)が試合翌日に自身のYouTubeチャンネルを更新。改めてブアカーオ戦について語った。

「大前提は昨日のRIZINの試合が終わった後の会見で言った悔しいなって言うか、自分が情けないなっていうところは変わっていないけれど、いま1日経ってみて…試合が終わってからほぼ寝てないんやけれど。ずっと自分の試合を見ていた。落ち込みはもうなくなったな」と、試合を見返して前向きになれたという。


【写真】試合後は落ち込んだ表情でコメントしていた安保

 試合後に落ち込んでいたのは「自分にガッカリしたというのが一番強い。何でかって言ったらRIZINの舞台へ行って、MMAの団体やのにMMAがゴロゴロしていてつまらないみたいな感じのことを言って。それは半分、自分がほんまに思っていた部分と半分は自分の試合を盛り上げるため。これは人の反感を買う盛り上げ方やけれど。反感を買って注目を集めるみたいなことをしたんやけれど、それをしていいヤツは結果を出せるヤツだけやと思ってる。大口を叩いていいヤツは結果が伴うヤツだけっていう」と、有言実行が出来なかったことが理由。


「じゃあ、なんで今前向きになれたかと言ったら、そこの弱い部分を、何をやればいいかも分かっている。昨日えぐいことメモしたから」と、映像を見返したことで自分の弱いところがハッキリと分かったからだとする。

「(自分に必要な練習は)フルコンタクト空手とレスリングだと思っていて。あと競輪かな。要するに足腰をもっと鍛えなあかんかなと。あと打たれなあかん。マスとかスパーだったら普通の日本人選手だったら俺の攻撃力に耐えられずみんな倒れてしまうから」と、今後何をすればいいかが見えた。


「俺、これ潰したら最強になれるわってところが分かってしまったから。だから弱い自分と向き合う時が来たなって思う」と、ここを強化すれば生物的に強くなれるということが分かったから前向きになれたとした。

 ブアカーオについては「ブアカーオ選手は完全に世界レベルの選手やから。みんな衰えているとか言っているけれど、絶対に衰えていない。俺はやってみて間違いなく思った。化け物みたいに強い。ほんまに強かった」と言い、「あの時(K-1 WORLD MAX時代)より間違いなく今の方が絶対強いから。これは間違いなく言える」と、戦ってみて世界トップレベルの実力が分かったという。


「スピードとか瞬発・俊敏性はブアカーオ選手がほんまに現役バリバリでやっていた20代後半とか30代前半と比べたら間違いなくそれは落ちていると。でも身体の強さとか心の強さ、あとポーカーフェイス。試合支配の展開の仕方とかは間違いなく上がっている。それを俺はほんまに感じたんよ。強いってこういうことかと。攻撃が強いとか防御力が高いとか、そういうことじゃなくて、3分3Rでゲームメイクをすることが強さなんやっていうことを気付けたのは間違いなくブアカーオ選手とやれたからやから、俺めちゃくちゃ嬉しいなって思った。よかった、やれてって」と大きなことを学べたと笑顔を見せた。

 そして「すぐに試合をしたい。戦績を重ねたい。たくさん試合をしたい」と、学んだことをすぐにでも試したいと今後の活動に意欲を燃やしていた。

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