元同門の武居由樹が「まじの天才」と評する岩尾
2023年4月28日(金)東京・後楽園ホールで開催された『Krush.148』の第8試合スーパー・バンタム級3分3R延長1Rで、愛瑠斗(健成會)を1Rわずか55秒、左ボディブローによるKOでマットに沈めた岩尾力(POWER OF DREAM)。
岩尾は2014年7月にK-1 JAPAN GROUPに参戦すると、亀本勇翔、西京春馬に勝利したが2015年5月に朝久泰央に敗れた。その試合を最後にWINDY SUPER FIGHT、蹴拳、Bigbangなどに出場していたが、バイク事故で大怪我を負い、医者からは再起不能を告げられるもリハビリを繰り返し、2022年8月のKrushで約4年半ぶりに復帰。小倉尚也に左ボディブローで初回KO勝ちした。
中村拓己K-1プロデューサーによれば、もともとPOWER OF DREAMにおいて、現OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者である武居由樹と並ぶ存在であったという。
その武居は岩尾の今回の試合を会場で生観戦。KOの瞬間には拍手して喜ぶ姿が映像で映し出された。試合後には自身のSNSにて「力はまじの天才だと思ってる」と投稿。岩尾の才能に太鼓判を押した。なお、以前は「(顏が似ているので)よく兄弟と間違われました」という。
K-1のスーパー・バンタム級は金子晃大と玖村将史がツートップに君臨し、Krush王者には璃明武がいる。この上位陣に食い込みそうなポテンシャルを見せた岩尾に今後の注目が集まる。
力はまじの天才だと思ってる🙏 https://t.co/8n5Eywhsup
— 武居 由樹 Yoshiki Takei (@tankiti000) April 28, 2023