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【RISE】海人が新王者となったミドル級でリカルド・ブラボvs.憂也の強打者対決、全日本女子ボクシング王者がデビュー

2023/04/25 17:04
 2023年5月28日(土)東京・後楽園ホール『RISE 168』の追加対戦カードが発表された。  ミドル級(-70kg)3分3R延長1Rで同級2位リカルド・ブラボ(WSRフェアテックス/初代M-1世界スーパーウェルター級王者)vs.同級5位・憂也(魁塾)のKO決着必至の一戦が決定。  ブラボは17歳の時にアルゼンチンから来日。長いリーチから生み出される鋭いストレートを武器にKOを量産し、2018年に7戦無敗で新日本キックボクシング協会ウェルター級王座を獲得。2022年に所属していた新日本キックを離れ、新たにWSRフェアテックス所属となり12月にRISE初参戦。緑川創と延長戦まで戦って引き分け、2023年2月にはサーシャ・タダヨニをKOしている。その試合後にはオープンフィンガーグローブマッチでの対戦相手を募集したが、今回は通常のグローブでの試合となる。戦績は23勝(18KO)2敗2分。  憂也は2010年にK-1甲子園で準優勝、同年にDEEP☆KICKでプロデビューを果たすと、様々なリングで活躍。2013年12月には第2代DEEP☆KICK-65kg王者となった。RIZINには2度出場して、全て1RでKO勝利。右ストレートに破壊力を持ち、3試合連続で初回KO勝ちを収めて臨んだ2020年12月の『RISE』では緑川からダウンを奪って延長戦で勝利を奪う番狂わせを起こした。しかし、2021年2月のRISEでは“ブラックパンサー”ベイノアに延長戦の末に判定で惜敗。7月の『NO KICK NO LIFE』では緑川と再戦してドローとなったが、2022年12月にはT-98をKOして5連勝。タイトル挑戦間近と見られていたが、今年3月にモトヤスックに延長戦で敗れた。戦績は29勝(15KO)14敗3分。  イ・ソンヒョンを破った海人が新王者となったミドル級で、どちらがタイトルに一歩近づくか。  また、ミニフライ級(-49kg)3分3R、RINA(Crazy Gorilla Gym)vs.MEI(KRAZY BEE)の女子マッチも決定。  RINAは今年3月のRISEで、注目を浴びてRISEデビューを果たした登島優音と対戦。パワフルな左右フックと突進でドローとなった。そのRINAの今回の相手も注目のプロデビュー戦となる。MEIは2019年全日本女子ボクシング選手権大会シニアの部バンタム級優勝の実績を持ち、今年1月のRISEアマチュア大会『RISE NOVA』Aクラスの試合で初回KO勝ち。K-1女子アトム級王者・菅原美優とも練習仲間で、実力が気になるところだ。
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