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【Bellator】菊入正行「アモソフ? クソ強い。一つひとつ勝てばランカーに手が届くようになる」=4.22 ハワイ

2023/04/22 22:04
【Bellator】菊入正行「アモソフ? クソ強い。一つひとつ勝てばランカーに手が届くようになる」=4.22 ハワイ

(C)Bellator/U-NEXT

 2023年4月22日(日本時間23日8時30分からU-NEXT配信)『Bellator 295: Stots vs. Mix』(米国ハワイ州ホノルル・ニール・S・ブレイズデル・センター)のウェルター級戦で、アレクセイ・シュルケヴィッチ(ロシア)と対戦する、前PANCARSEウェルター級王者の菊入正行(NEVER QUIT)が必勝を宣言した。

 第14代ウェルター級キング・オブ・パンクラシストの菊入は、MMA8勝2敗1分の27歳。184cmの長身を活かしたアマチュアキックボクシングベースの打撃を武器に、NEVER QUITで組み技も強化。2021年10月の村山暁洋戦で判定勝ちし、ウェルター級王者となった。

 対するシュルケヴィッチは、MMA13勝5敗の30歳。Bellatorでは2021年10月にグラチク・ボジヤンに1R TKO勝ち。2022年2月の前戦では『Shlemenko FC 3』に参戦し、ヘナト・ゴメスのバックフィストに敗れている。ボジヤンが元LFAのデマルケス・ジョンソンに勝利していることもあり、シュルケヴィッチはウェルター級のランカーではないものの中堅に位置するといえる。

 ともにオーソドックス構えで、身長184cmの菊入に対し、9KO・TKOのシュルケヴィッチは身長175cmながら、リーチは184cmと遜色なく、打ち合いも辞さないタフファイター。オーソからの左の打撃、さらに要所で繰り出すヒザ蹴りにも注意が必要だ。

 シュルケヴィッチとの試合に向け、菊入は「この試合で海外選手のフィジカルをどういなすか、自分がどう戦えるかを、見つける」と語った。

自分がどう戦えるかを、見つける

──コンディションはいかがですか。

「減量はそもそもそんなにないので、体調は良いです」

──初の国際戦でハワイで試合を迎えることはいかがですか。

「こういう大きな舞台でやるのは初めてなので、直前になってどうなるか分からないですけど(笑)、いつもと変わらず、という感じでやっています」

──今回の試合に向けての練習環境は?

「海外のタイガームエタイで自分より重い階級や同じくらいの階級の選手とやったりしました。もちろん日本では限られるので小さな選手とも組みますが、打撃スパーは自分より重い人たちとやることを心掛けました」

──対国際戦用に仕上げてきたと。

「タイガームエタイで、UFCやBellatorに参戦する選手──名前はよく覚えてないですけど──とも練習して、技術とかはそんなに驚くことはなかったのですが、やっぱりフィジカルの強さやプレッシャーは感じましたね。その部分で当たり慣れすることもできました」

──日本ではNEVER QUITでの練習でしょうか。

「はい。あとはALLIANCEに出稽古に行ったり、ロータス(世田谷)さんでグラップリングやったりして、NEVER QUITの安藤(晃司)代表と対策を練ってきました。試合が決まって1カ月半くらいですかね」

──対戦相手のシュルケヴィッチをどうとらえていますか。

「パンチ主体のストライカー。あまりグラップリングや組みの展開にはならない選手ですね。安藤代表からも『相手はプレッシャーが強いタイプ。そこを(正面から)打ち合わず、相手をどれだけいなせるか。あとは蹴りをしっかり使うファイトがハマるんじゃないか』とアドバイスいただき、いろいろと考えています」

──これから参戦するBellatorウェルター級戦線のトップは、27戦無敗のウクライナのヤロスラフ・アモソフ選手です。ローガン・ストーリーを完封しましたが、どう感じましたか。

「いやー、クソ強いですね(苦笑)。ただ、今は目の前の試合に勝つことに集中しています。それが自分ができることの精一杯で、今回は海外選手のフィジカルをどういなすか、自分がどう戦えるかを、見つけることが大事だと思っています。まだランキングに入るレベルではないですし、一つひとつ勝っていけば、手が届くようになるし、ランカーともやれると思います」

──日本のファンにメッセージをお願いします。

「まずしっかり絶対に勝つことを意識して、戦います。応援してください。塩試合にならないように頑張ります」

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