キックボクシング
レポート

【NKB】ベテラン片島聡志がヒジ&ヒジの猛攻で海老原竜二をTKO、小清水涼太がライト級1位・棚橋賢二郎からダウンを奪い勝利、無敗の女子ファイターMickeyが初回KO勝ち

2023/04/15 20:04

▼第11試合 ライト級 3分3R
×棚橋賢二郎(拳心館/NKBライト級1位)
判定0-3 ※28-29、27-29×2
〇小清水涼太(KING LEO)


 棚橋は日本拳法空手道で鍛えた右ストレート&右ローを武器に、戦績は10勝(7KO)8敗1分。小清水はラウェイにも挑戦しているファイターで、キックボクシング戦績は3勝(2KO)1敗。


 1R、小清水はサウスポー。序盤から中盤までは単発ローの蹴り合い。中盤からは小清水がダイナミックな動きで左右フック、前蹴り、ハイキックを繰り出していく。棚橋は逆にコンパクトな左フック。


 2Rは左ストレートを伸ばしていく小清水が攻勢。左右フック、ボディへのストレートと攻め、左から右フックを返してダウンを奪う。棚橋は右フックで反撃も小清水のパワフルな手数が目立つ。


 3R、逆転を狙ってパンチで前へ出る棚橋に小清水はタイミングよくテンカオを突き刺す。棚橋が組み付いて倒したところでバッティングとなり、小清水にはインターバルが与えられる。再開後、右フックで逆転を狙う棚橋の猛攻にフラフラとなる小清水だったが、クリンチで必死の抵抗。かなり追い詰められた小清水だが最後まで粘り、勝利をもぎ取った。

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