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2018年はAbemaTVで放送された格闘リアリティショー『格闘代理戦争 3rdシーズン』をはじめ女子MMAが大いに盛り上がった年となったが、修斗でも2004年から女子公式戦が実施されており、一時は女子選手のみの大会『G-SHOOTO』も開催されていた。現在は修斗における女子の試合は進化を遂げながら受け継がれ、全日本アマチュア修斗選手権では毎年トーナメントが組まれ、全国各地で開催される公式戦でもマッチメイクされており、今大会でも”女版大和魂”セラvsチェルシーの女子重量級の試合が組まれているが、ここで更に興味深い一戦が加わった。#shooto0127
レスリングで日本トップクラスの戦績をおさめ、将来が嘱望された逸材だった杉本恵が(AACC)がいよいよ本格的にMMAに転向。結婚、出産と人生の大きな転機を迎え、夫であり所属ジムの阿部裕幸代表の支えもあり、約6年振りに復帰することが決定。修斗プロ化30周年ツアーの開幕戦から歓迎すべきニュースとなった。しかし、6年間のブランクは果たして杉本にどのような変化をもたらしたのだろうか。身近に格闘技を感じていたとは言え、日進月歩のMMA界に於いてブランク程、影響を与えるものはない。母となった杉本が選んだファイターとしての道は険しいものになるのだろうか。「されど母は強し!」それでも日本のママさんファイターに勇気を与える挑戦に拍手を送りたい。
その杉本の対戦相手は大きな話題を呼んだ『格闘代理戦争3rdシーズン』にエントリーした木越めぐみ(SHOOTO GYM K'zFACTORY)。彼女のルックス、パーソナルな一面から名付けられたニックネームは“狂犬”。ギャルとしての一面も持つなどキャラクター先行型ではあるが、アマチュア修斗や柔術の大会にも精力的に出場し、見た目とは裏腹に格闘技と真摯に向き合う真面目な一面ものぞかせる。注目されればされる程、力を発揮するタイプなだけに、聖地・後楽園ホールでの試合となれば見えない力が更に加わるのでは……。”狂犬”木越が「格闘代理戦争」で得た経験を活かす時が来た!
今回のトライアウトマッチで生き残るのは“母となったレスリングエリート”杉本か?“狂犬”木越か? プロ化30周年を飾る開幕戦の最後の最後で注目のマッチアップが実現する!
【新たに決定した対戦カード】
▼トライアウトルール 女子50kg契約 3分2R
杉本 恵(AACC)
木越めぐみ(SHOOTO GYM K'zFACTORY)
◆杉本 恵 MEGUMI SUGIMOTO すぎもと・めぐみ
[所属]AACC[出身]山形県
[身長]160cm[生年月日]1990年6月23日(27歳)
[格闘技歴]レスリング12年[アマチュア戦]1W1L
レスリング全日本選手権3位・インカレ準優勝
◆木越めぐみ MEGUMI KIGOSHI きごし・めぐみ
[所属]SHOOTOGYM K'zFACTORY[出身]東京都
[身長]148cm[生年月日]1994年3月23日(24歳)
[格闘技歴]柔術[アマチュア戦]5L