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【キックボクシング振興会】中国、米国、セルビア、ブラジルから選手が来襲。佐竹雅昭が実行委員会役員に就任

2023/04/11 20:04
 2023年5月14日(日)東京・大田区総合体育館にて開催されるキックボクシング国際親善大会『WORLD KICKBOXING SUPER LEAGUE』(社団法人キックボクシング振興会主催)の対戦カード第一弾が発表された。  今大会は大会実行委員会として、加藤勝信氏(会長/衆議院議員 厚生労働大臣)、松浪健四郎氏(実行委員長/学校法人日本体育大学 理事長/元文部科学副大臣)、大澤貫寿氏(実行委員長/学校法人東京農業大学 理事長)をはじめ、多くの実行委員会役員を政界・学会より迎え、今後、よりキックボクシングが興行としてではなく野球やサッカー、ボクシングのような競技として確立するよう目指していくという。  また、実行委員会には、旧K-1創成期の功労者である佐竹雅昭(K-1WGP’94準優勝/K-1JAPANGP’97’98王者)が就任し、同じくK-1のレジェンドであるアーネスト・ホースト、武蔵らと今後のキックボクシング界を盛り上げていく。 ▼WORLD CUP(日本vs.中国)60Kg契約 3分3R泰良拓也(PFP/HOOST CUP日本ライト級王者)ジン・フー(中国/CFP推薦/タイBangla Boxingジム61kg級王者)  3月のホーストカップ京都大会で、HOOST CUP日本ライト級王座決定トーナメントを制し新王者となった、LEGEND武蔵率いるパウンド・フォー・パウンド所属の泰良拓也が、中国選抜のジン・フーと対戦。フィジカルの強さから来るアグレッシブな攻撃を信条とするジン・フーだが、泰良もたくましくなった精神力と技術でどうさばくか。 ▼60kg契約 3分3R麻原将平(日本/元HOOST CUP日本ライト級王者/PFP)リー・コーベル(LEE COBEL/レイ・セフォーDNA/USA/WFKKO世界ライト級王者)  武蔵の愛弟子・麻原将平と、現在はアメリカのMMA団体『PFL』代表のレイ・セフォーの愛弟子、リー・コーベルというLEGENDのDNAファイター同士の対戦カードが決定。  麻原は元HOOST CUP日本スーパーライト級王者、今年2月のRISE 20周年記念大会でKO勝利し好調をアピール、今回の勝利に意気込んでいる。対するコーベルはかつてラモン・デッカーに師事していたこともあり、ファイトスタイルが酷似している。2019年HOOST CUP KINGS NAGOYA6で日本初登場、前ISKA世界王者の大石駿介と対戦し、序盤こそらしい動きを見せたが、ボディブローで不覚をとって敗戦。今回は適正体重に近い60Kg契約で本領発揮か。 ▼WORLD CUP(日本vs.セルビア)ヘビー級 3分3R山下力也(日本/MA日本ヘビー級王者/道真会館)ネナト・コージック(セルビア/HOOST選抜)  HOOST CUPでも活躍のMA日本ヘビー級王者・山下力也が、アーネスト・ホーストがブルガリアの大会『戦士』で見出し推薦するドイツヘビー級王者、ネナト・コージックと国際戦で激突。  山下は、昨年HOOST CUPでブラジルの強豪MAMUTIにリベンジを果たして健在ぶりをアピールするものの、今年3月のHOOST CUP京都大会で、K-1で活躍するカルロス・ブディオに惜敗しているだけに勝利したいところ。  コージックはセルビア国籍で、ドイツムエタイスクールフランクフルトで練習を積み、トータルバランスに優れたファイトスタイルでドイツ国内タイトルを獲得、Enfusionなどヨーロッパのリングで活躍している。 ▼WORLD CUP(日本vs.ブラジル)ヘビー級 3分3R滝上正太(聖空会館/アクセルヘビー級王者/日本) MAMUTI(ブラジリアンタ/ブラジル)  滝上は空手をバックボーンに持ち、鋭い蹴りを武器に、現HOOST CUPヘビー級王者ジャイロ楠に勝利しアクセルヘビー級王者となった。  対するMAMUTIはHOOST CUP常連選手。元Bigbang王者・実方宏介にKO勝利し、MA王者・山下力也とも1勝1敗の戦績を誇るハードパンチャーだ。 ▼JAPAN LEAGUE 70kg契約3分3R小原俊之(HOOST CUP日本EXミドル級王者/キング・ムエ)稲井良弥(DEEP☆KICK推薦/DEEP☆KICK70Kg王者/TARGET)  昨年12月のHOOST CUP名古屋大会でHOOST CUP日本EXミドル級王者となった小原俊之が、DEEP☆KICK王者・稲井良弥と対戦。  小原の本領はヒジ・ヒザ攻撃ありのムエタイルールにあるが、ワンキャッチ・ワンアタックルールでも実力を発揮できる技巧派。対する稲井は、那須川天心を輩出した名門TARGETの所属。関西の強豪を倒し、DEEP☆KICKタイトルを獲得。ISEではNJKF王者・洋輔YAMATOに勝利しており、現在ウェルター級3位。
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