(C)Level-G
2023年6月11日(日)、東京・GENスポーツアカデミーにてサブミッションオンリーグラップリングリーグ『Level-G』の第2回大会の開催が決定。一部カードが発表された。
LevelG グラップリングルールは、タップアウトかジャッジによる総合評価によってのみ勝敗を決する「サブミッション・オンリー」のルールセットを採用。判定になった場合の重要度は、「ニアフィニッシュ、ゲームコントロール>ポジションコントロール>ポジション奪取への有効なアタック>効果的なカウンターアタックとダイナミックなエスケープ>受動性>反則」となる。
▼-82.5kg契約(※当日計量)LevelG グラップリングルール 7分1R
山田崇太郎(PANDA GYM)
グラント・ボクダノフ(ALMA FIGHT GYM LIFE)
-82.5kg契約試合では、このLevelG グラップリングルール(7分1R)で山田崇太郎(PANDA GYM)とグラント・ボクダノフ(ALMA FIGHT GYM LIFE)が対戦。グラップリングとMMAの二刀流を戦う両者が激突する。
山田は、2022年8月にFighting NEXUSにおけるPROGRESS提供試合で濱岸正幸戦にストレートフットロックで一本勝ち。2023年1月には井上啓太にポイント勝ちしている。
対するボクダノフは、幼少より柔道を学び、レスリングと柔術も経験後に来日。レアンドロ・クサノから黒帯を受けた柔術やグラップリング大会で活躍後、2021年6月にDEEPでMMAデビュー。RIZINにも参戦し、奥田啓介、泉武志にフィニッシュ勝利している。
ともにパワフルな両者、トップを得意とする山田に、バックも巧みなボグダノフによる82.5kgでのグラップリング対決の行方は?
また「ライト級(-70.3kg)初代王者決定トーナメント」の開催も決定。第一弾発表選手として、MMAから平田直樹の参戦も決定した。
柔道ベースで柔術大会にも出場する平田は、2021年7月のQUINTETでは体重差のある内柴正人を相手に時間切れドロー。MMAではDEEPで3連勝から1敗後、2022年11月に北米CFFCにも挑戦。2023年4月30日にPANCRASE初参戦後、6月の『Level-G』に向かう。
【ライト級(-70.3kg)初代王者決定トーナメント】
鈴木 真(CARPE DIEM AOYAMA)
平田直樹(トライフォース柔術アカデミー/CFFC, QUINTET veteran)
峯岸零弥(パラエストラ小岩/全日本ノーギオープン優勝)
※ほかトーナメント出場選手は随時発表
※試合はいずれもサブミッションオンリー7分1R
※未決着の場合マスト判定によって勝敗
※参加者は計8名
※優勝者にはチャンピオンベルト&優勝賞金100,000円の贈呈
『Level-G』のプロデューサーを務める高橋“SUBMISSION”雄己は、「前回は旗揚げ戦としてKROSS×OVER大会内で皆様への顔見せの意味で4試合を行いましたが、今回からは『Level-G』の世界観を作り上げていく大会運営をします。
当初から申し上げている通り、『Level-G』のビジョンは、アマチュアからプロに繋がるピラミッドの形成、日本における競技としてのグラップリング界の確立です。実際に、アマチュアSクラスで活躍した選手同士でプロトライアウト戦を実施するなど、アマチュアからプロへの階段の整備を進めています。
今大会でも勿論、プロ興行とは別にアマチュアを開催致しますが、プロの部ではそのピラミッドの頂点=チャンピオンを決定致します。
ライト級トーナメント参加者は順次発表しますが、そのほとんどは自分が実際に触れて“間違いなく強い”と感じた実力派揃いです。そして更に今大会は、山田崇太郎vs.グラント・ボクダノフという、国内重量級最高級のカードを用意しています。
会場で天下一武道会よろしく実況解説を聞けるようにも調整中なので、上質なグラップリングをリアルタイムで理解しながら、ぜひぜひ会場でご観戦ください。あのRIZINファイターやあの全日本王者も参戦予定です。メディア、SNSでの発表も併せてお楽しみに」とのコメントを寄せている。
今後の参戦選手の発表にも注目だ。