▼第1試合 ROAD TO ONE キックボクシング -66.68kg契約 3分3R
〇高橋幸光(TSK japan)
判定3-0 ※29-28、29-27、30-29
×チョ・ギョンジェ(韓国/チョン・ウグァン)
高橋はテコンドーとムエタイを融合させた独特なスタイルでこれまでにJ-NETWORK、MA日本キックの2本のベルトを獲得、さらに2021年9月のBOMではKJヒロシを下してWMC日本スーパーライト級王座を奪取。そして同年12月には水落洋祐を4RKOで下してBOMウェルター級王者に輝いた。昨年9月にBOMとWPMF世界ウェルター級のダブルタイトルマッチでパコーン・P.K.センチャイジム(タイ)と対戦するも判定で敗れ、今回が再起戦となる。
対するギョンジェは、韓国のMAX FCを主戦場とする韓国のトップファイター。ミドルキックを武器に39戦34勝(19KO)4敗1分と好成績を誇る。これまでに日本のリングでは、海人、中野椋太、健太といったトップファイターとの対戦経験があり、日本のリングでも高い能力を示している。高橋は韓国強豪撃破でONE参戦アピールにつなぐか。
1R、両者サウスポー。両者とも強い左ローを蹴り合い、高橋は前蹴りを突き刺していく。ギョンジェはコンビネーションで顔面からボディ、そして左ロー。高橋は左ハイを軽くヒットさせた。
2R、パンチのコンビネーションを回転させて前へ出るギョンジェだが、高橋が左ストレートを連続ヒット。打ち合いになっても高橋はパンチ一辺倒にならず前蹴り、ヒザを織り交ぜる。しかし、ギョンジェはパンチとヒザで高橋のボディを徹底的に狙う。
3R、ギョンジェは左右フックで突進し、高橋をコーナーへ追い詰める。ギョンジェの左ストレートを連続被弾する高橋だが必死の反撃。ギョンジェはヒザ蹴りでたびたびつかんでしまい痛い減点1。最後まで攻めたギョンジェだったが、2Rの攻勢と減点で高橋が勝利を収めた。