▼第4試合 ROAD TO ONE ムエタイ ライト級トーナメント決勝戦 3分3R
×羅向(ZERO)
KO 2R 0分28秒
〇レンタ・ウォーワンチャイ(ウォーワンチャイプロモーション)
※レンタが優勝。
レンタは石井一成と同門で、中学生時代から石井と共にタイで練習・試合を重ねて2015年にタイでプロデビュー。これまでにWMCインターコンチネンタル・ライト級王座、WPMFインターナショナル同級王座を獲得した。12月のトーナメント1回戦ではベテランの梅沢武彦に判定勝ち。
羅向は老舗キックボクシング団体NJKFの現ライト級王者で12勝(8KO)3敗1分と攻撃力が高い。「自分は頭のネジがぶっ飛んでる選手」と自ら言い、2020年11月には元WBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級王者・琢磨からダウンを奪って勝利、2021年9月には川原龍弥に初回KO勝ちしてWMC日本ライト級王座にも就いているサウスポー。
1R、羅向が左フックで2度のダウンを奪い、仕留めに行ったところでロープを背負ったレンタも打ち合いに応じて両者の左フックが同時にヒットし、なんとダブルノックダウン!(ただしレンタはすぐに立ち上がったため、羅向にのみダウンカウントが入った)。ダメージの深い羅向だがすぐに打ち合いへ行き、両者のパンチとヒジが激しく交錯。場内は一気にヒートアップする。
2Rが始まると同時に両者は打ち合い、レンタが左フックでダウンを奪う。それでも向かっていく羅向のヒザ蹴りにレンタが左フックを合わせ、ダウンを追加したところでレフェリーがストップ。レンタの大逆転KO勝ちに場内は最高潮のボルテージに達した。