▼第3試合 ROAD TO ONE ムエタイ フェザー級トーナメント決勝戦 3分3R
×馬渡亮太(治政館)
判定0-3 ※27-30、28-29×2
〇士門・PKセンチャイ(P.K.SaenchaiMuayThaiGym)
※士門が優勝。
現在高校3年生の吉成士門こと士門はこれまでにWPMF王座のほか、WMC日本フライ級王座、WMCインターコンチネンタルバンタム級王座を獲得し、11戦11勝(4KO)無敗をキープ。従兄弟の吉成名高が獲得しているラジャダムナンスタジアム王座を目指し、昨年10月に同スタジアムに上がり3RTKO勝ち、今年1月にも2RでKO勝ちしている。昨年12月のトーナメント1回戦では、第4代WMC日本フェザー級王者・佐野貴信を2RでKOして決勝へ進出した。
馬渡はジャパンキックボクシング協会のエースで長身から繰り出すしなやかなミドルキック、切るだけでなく倒すヒジ、首相撲からヒザと、ジャパンキック屈指のテクニックを有する。2020年8月4日の旗揚げ戦でジャパンキックバンタム級初代王座に就く。2021年1月大会ではWMOインターナショナル・スーパーバンタム級王座決定戦で勝利。2022年5月にはWMC日本フェザー級王者・佐野貴信にTKO勝ちしている。1回戦ではGang-Gに判定勝ち。
1R、右ローの蹴り合いから左ミドルの蹴り合いへ。首相撲勝負になると士門が2度倒して上になる。士門はパンチも繰り出していくが馬渡は当てさせない。
2R、馬渡はしつこく右ローを蹴り、首相撲に持ち込むと士門を倒す。士門は右フックから組み付いてのヒザ蹴りに持ち込み、馬渡がいいヒザを当てるも、最後に蹴るのは士門の方。
3R、圧をかけてパンチを当てていくのは馬渡だが、その後の組みの展開で士門に組み倒されてしまう。その展開が続き、馬渡は士門の組みを崩すことができず、士門が判定勝ちでトーナメントを制した。