不安げな表情で計量の結果を待つ菅原
2019年7月21日(日)東京・後楽園ホール『K-1 KRUSH FIGHT.103』の前日計量&記者会見が、20日(土)都内にて13:00より行われた。
プレリミナリーファイト第2試合の女子アトム級2分3Rで対戦する、チャン・リー(ROCK ON)はリミットちょうどの45.0kg、菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)は44.6kgでそれぞれ計量をクリアー。
今大会を生中継するAbemaTVはこの試合を“日本格闘技史上最高峰の美女対決”と銘打っており、オープニングの試合ながら高い注目を浴びている。
チャン・リー(本名・永田恵梨子)は2018年9月の『KHAOS.6』でK-1 JAPAN GROUPの大会に初参戦。テキサス・アユミを延長戦の末に下して勝利を収めている。“戦う幼稚園の先生”だったが、今年3月に6年間務めていた幼稚園を辞めて格闘技一本の生活にしたという。
対する菅原は第5回K-1アマチュア全日本大会チャレンジBクラス女子-50kg優勝、第6回&第7回K-1アマチュア全日本大会チャレンジBクラス女子-45kg優勝などの実績を残し、今年1月にプロデビュー。白星デビューを飾ったが、2戦目でKO負けを喫して今回が再起戦となる。
最初に計量会場に姿を現した菅原は不安げな表情で秤に乗ると、笑顔と不安げな表情を繰り返し、パスするとガッツポーズ。満面の笑顔を浮かべた。対するチャン・リーは一度も笑顔を浮かべることなく、厳しい表情のまま計量を終えた。
チャン・リーは「フルボッコです。あのカワイイ顔をぐちゃぐちゃにしたいです。ありがたいです。相手がそれくらい目立っているから、そこを喰っちゃえばこっちの知名度がドーンと上がるでしょ?」と、事前のインタビューで菅原を喰うと野望を燃やしていた。
対する菅原はその発言を聞き、「怖いです(笑)。自分ちょっと学校とかコンテストがあるので顔をボコボコにされたくない。ボコボコにされないようにして自分がボコボコできたらいいなって思っています」と、ボコボコにするのはこっちだと話している。