悲壮な覚悟を感じさせるコメントを残したチャン・リー(C)K-1
2023年4月8日(土)東京・新宿FACEにて開催される女子限定大会『Krush~RING OF VENUS~』の前日計量&記者会見が、7日(金)都内にて13:00より行われた。
第4試合の女子アトム級3分3R延長1Rで対戦する、チャン・リー(K-1ジム五反田チームキングス)は45.0kg、KAI(ファイティスジムMSC)は44.9kgでそれぞれ計量をパス。
MMAファイターでもあるKAIは「階級を下げての初戦ですので、パワーと作戦で圧倒します」と言い放ち、昨年11月に菅原美優とのタイトルマッチで敗れ、試合後に卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)の手術を受けての復帰戦となるリーは「この試合は自分の生き方を全うするためのひとつのきっかけ、大事な試合だと思うので必ず明日は勝ちます」と悲壮な覚悟を感じさせる表情でコメント。
どんな試合を見せたいか、と聞かれるとKAIは「うちのジムだけじゃなくてどこのジムにも女子会員がいっぱいいると思います。自分が勝つことでダイエット会員スタートでも若くなくても強くなれることを証明して、私もチャレンジしてみたいなと思ってもらえるような試合をしたいと思います」と、女子選手が増えるような試合にしたいという。
対するリーは「女子格だけなので、女子でも盛り上がる試合をしていきたいなって想いと、自分だけのことを考えると先ほども言ったんですけれど、自分の生き方を全うするための大事な一戦になるので、ここは絶対に勝つのでそれを見てもらいたいと思います」と答えた。
最後に改めて意気込みを聞かれると、KAIは「中年の星を目指して頑張ります」、リーは「明日は勝ちます」と、それぞれの理由で勝利をつかみたいと話した。