K-1K-1
K-1
ニュース

【Krush】松谷綺「ファンのみなさんが女子格に求めているのはカワイイ女子とかキレイな女子かもしれませんが…」

2023/04/07 11:04
【Krush】松谷綺「ファンのみなさんが女子格に求めているのはカワイイ女子とかキレイな女子かもしれませんが…」

「カワイイとかキレイではなく、カッコイイ選手と思ってもらいたい」と松谷

 2023年4月8日(土)東京・新宿FACE『Krush~RING OF VENUS~』のセミファイナルで、ウォン・ガヨン(韓国/嶺南ムビジム)を迎え撃つ松谷綺(ALONZA ABLAZE)のインタビューがKrush公式サイトにて公開された。

 松谷は兄・桐と共に2021年7月から卜部功也が代表を務めるALONZAに所属。2021年8月にKrush初参戦を果たし、森川侑凜からダウンを奪って判定勝ち。2022年2月には豊嶋里美に判定勝ちし、デビューから無敗を誇っていたが、6月のK-1初代女子アトム級王座決定トーナメントの1回戦で菅原美優に判定2-0で敗れ、プロ8戦目にして初黒星。11月に優を判定に破り、再起を果たした。戦績は6勝1敗2分。身長152cm、体重45.0kg。19歳。

 また、4月3日発売の『週刊ヤングマガジン』及び『ヤンマガWeb』でグラビアにも初挑戦。バキバキに割れた腹筋を始め、鍛え抜かれた見事な美ボディを披露して話題となっている。本日(7日)13:00より、前日計量&記者会見に出席

削って削って削って、いろんなところを効かせて最後にKO

――2023年最初の試合がKrush女子大会の日韓対抗戦となりました。メンバーに選ばれた感想は?

「これまで国際戦で戦った経験がなかったので、やってみたいという気持ちはありました。3対3のメンバーに選んでもらえてうれしい気持ちです」

――対抗戦では唯一のアトム級ですが、軽量級の代表として感じるものはありますか?

「日本の女子3人で揃って勝つのはもちろんですが、その中でも一番目立つ試合をしたいですね。軽量級を代表して必ず勝ちたいと思います」


――K-1参戦から3戦目で王座決定トーナメントメンバーに抜擢され、今回も対抗戦メンバーに選ばれました。自身の立ち位置が変わっていることを感じますか?

「想像していたよりも早い段階でトーナメントに呼んでいただけたので、立場は上がっているんだなと思っています。現王者である菅原美優選手には負けてしまいましたが、自分にはノビシロがあるのもわかりました。自分は必ずチャンピオンになれると思っているので、皆さんから期待してもらっている分、結果で見せたいと思っています」

――対戦するウォン・ガヨン選手の印象を教えて下さい。

「距離がすごく遠くて上手な選手だなと思いますが、私からすればとても戦いやすいスタイル、一番やりやすいので、自分が好きなように戦えるかなと思っています」

――どんな試合で目立ちたい?

「目立つといえばKOです。女子の試合はKOが少ないし、みんながみんな判定になってしまうと見ている人も面白くないと思うので、一番の理想は倒すことですね。私自身はこれまでKO勝ちはなく、ダウンを取っても倒し切れていないので、今回はいつもとは違うところを見せたいと思いますし、倒すことが王座へのアピールにもなると思います」

――どんな倒し方をイメージしていますか?

「自分の中ではもう倒すイメージはできています。本当に好きなように、思うようにやるだけです。女子でありがちな判定でごちゃごちゃする試合にならないよう、はっきり白黒付く試合をしたいですね。削って削って削って、いろんなところを効かせて最後にKO勝ちです」


――ずばり目指すはK-1のベルトですか?

「そうですね。唯一負けている菅原選手にリベンジしたいと思っていますが、菅原選手がチャンピオンになってくれたのでオイシイなと思っています。前回負けた直後から落ち込む暇もなくやってやろうという気持ちでいっぱいで、チャンピオンになりたい気持ちが前よりもずっと大きくなって、練習にも気合いが入るようになりました。菅原選手がチャン・リー選手をパンチで倒してアピールしたように、私もここで倒してアピールしていけたらと思っています」

――松谷選手が考える理想のチャンピオンを教えてください。

「ファンのみなさんが女子格に求めているのはカワイイ女子とかキレイな女子かもしれませんが、自分はそういう面ではなく、真の強さで一番上を目指しています。女子において強さといえばKANA選手というイメージがある通り、相手を倒しきる試合をしないと強い選手だと認めてもらえない。しっかり倒しきる強さを持っていることを試合で見せるしかないですね。カワイイとかキレイではなく、カッコイイ選手と思ってもらいたいです」

――今回はどんな気持ちで試合に臨みますか?

「今回はKANA選手も菅原選手もいない女子大会です。私がやることは変わりませんが、一番目立てるチャンスではあると思っています。チャンピオンがいない分、アトム級の代表として大会で一番目立ちたいですね。そして対抗戦ではK-1ファイター3人が全勝する姿を見せて、日本が一番強いと証明したいと思います」

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント