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【K-1 KRUSH】日本vs中国・7対7全面対抗戦、日本の大将・卜部功也は「やるからには全勝」中国の大将シュアイは「去年より高い勝率で我々が勝つ」

2019/07/20 17:07
2019年7月21日(日)東京・後楽園ホール『K-1 KRUSH FIGHT.103』の前日計量&記者会見が、20日(土)都内にて13:00より行われた。計量は全選手が一度目でパス。今大会では「日本vs中国・7対7全面対抗戦」が行われる。  会見では最初に中国・武林風のユー・レイプロデューサーが挨拶。「武林風とKRUSHは今回で5回目の対抗戦を迎えます。このイベントはアジア最高レベルの大会であり、この大会がアジア格闘技の発展に貢献していると言っても過言ではありません。スポーツですから勝敗が必ず付きます。昨年、残念ながら私たちはいい結果を残すことできませんでした。しかしこの1年で、中国の格闘技レベルは大きく進歩しております。選手たちは十分な準備期間とトレーニングを積んできました。強大なチャイナパワーを明日の試合で見ることができると思います」  続いて対抗戦をコーディネートしたCFP(チャイニーズ・ファイティング・プロモーション)の岩熊宏幸代表が「今回で中国での対抗戦も含めて5回目、日本では3回目になります。3は日本に縁起のいい数字。この大会が夏の風物詩として広く認知され、夏が来た、日中対抗戦の時期だとなるように広まればいいと思います。今回のチームはさらに強力なメンバーを引き連れてきていますので、必ず激闘になると思います」と宣言。  中村拓己K-1プロデューサーは「日中対抗戦はいずれもいつもの試合とは違う対抗戦らしい雰囲気と、両選手の気持ちがぶつかり合うアツい試合になっていると思います。昨年は日本が勝ち越しているが、今年の中国のメンバーを見ても強いトップファイターたちが来てくれたと思います。公開練習や公開計量を見ても全選手素晴らしい仕上がりで日本に来てくれました。我々日本チームも勝つべく、今回は若い選手も含めて選抜しました。対抗戦をきっかけに日本チームからブレイクする選手が出てきてほしいし、中国チームからも日本のファンを惹きつける選手・試合がたくさん生まれればいいなと思います」と話した。日中友好の証としてグローブが交換された  7対7対抗戦の大将戦で激突するのは、第2代K-1 WORLD GPライト級&初代スーパー・フェザー級王者・卜部功也(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と2016年WLF-60kg級新人王ジュー・シュアイ(中国/遼寧創新ジム/CFP)。当初、卜部はジェン・ジュンフェンとの対戦が決まっていたが、ジュンフェンが練習中に眼科内側壁骨折及び鼻骨を陥没骨折。医師の診断の結果、ドクターストップとなったため、23歳で16勝(3KO)7敗の戦績を持つシュアイが代打出場することになった。シュアイは欧米人選手との対戦経験も多いファイターだという。 両大将は、7対7で行われる対抗戦の勝敗がどの試合で決するかとの質問を受けると、シュアイは「予想は申し上げにくいが、去年の対抗戦の勝率(昨年は6勝1敗で日本チームが勝利)よりは高い勝率で我々が勝つ」と、やや控えめな勝利宣言。  対する卜部は「全勝っすね。藤村さん然り(対抗戦4試合目の中堅戦)、そこで勝敗をつけてもらって、そこから全勝目指して。やるからには全勝ですね。バチバチやらないと盛り上がらないと思うので全勝!」と、高らかに日本チームの全勝を宣言した。  次のページは両チーム選手のコメント。 [nextpage] ▼第9試合 日本vs中国・7対7全面対抗戦・大将戦 K-1 KRUSH FIGHTライト級 3分3R・延長1R 卜部功也(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)「急遽試合を受けていただきありがとうございます。あとは久々に調子いいなって感じの時間を1カ月過ごしました。なので明日は自分でもどんな動きができるか期待しているし、凄く楽しみ。なかなかない感覚でワクワクしていて、この感じは久しぶりです。だから期待してくれれば僕も嬉しいです」 ジュー・シュアイ(中国/遼寧創新ジム/CFP)「今回先に試合が決まっていたジェン・ジュンフェンが怪我のため出場できませんでした。卜部選手は強い選手だと知っています。でも相手が誰であれ明日はエキサイティングな試合を見せます。必ず失望させない試合を見せます」▼第8試合 日本vs中国・7対7全面対抗戦・副将戦 K-1 KRUSH FIGHTスーパー・フェザー級 3分3R・延長1R 伊藤健人(日本/K-1ジム目黒TEAM IGER)「今回副将として、チームとしても大事な一戦で、僕個人としても重要な一戦だと思って準備してきました。コンディションもバッチリできたので明日の試合で全てを出します」 ジャオ・チョンヤン(中国/一龍奥宇ジム/CFP)「昨年は勝つことができませんでした。今年はしっかり準備をしてきたので明日はKOをお見せしたい」 ▼第7試合 日本vs中国・7対7全面対抗戦・三将戦 K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ライト級 3分3R・延長1R 中野滉太(日本/POWER OF DREAM)「しっかり明日戦う準備が出来たので、しっかり勝ってチームでも勝てたらと思います」 ワン・ポンフェイ(中国/遼寧創新ジム/CFP)「日本に来て試合ができることを嬉しく思います。エキサイティングな一戦をお見せします」 ▼第6試合 日本vs中国・7対7全面対抗戦・中堅戦 K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ウェルター級 3分3R・延長1R 藤村大輔(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST) 「今回移籍してかなり環境が変わった状態での練習が始まったんですが、慣れるのは大変でしたがいい状態でコンディションも出来て、明日もかなりいい状態で試合ができると思うので楽しみです。ドン選手もムチャクチャ強いと世界で有名ですが、僕も世界レベルの方々と切磋琢磨して練習してきたので、明日は中堅という重要なポジションで仕事を果たしたい」 ドン・ウェンフェイ(中国/項城浩爽武校/CFP)「計量も無事クリアーし、順調に回復しています。素晴らしい試合を見せらるように頑張ります。他の選手も一緒に頑張りましょう」▼第5試合 日本vs中国・7対7全面対抗戦・五将戦 K-1 KRUSH FIGHTウェルター級 3分3R・延長1R 加藤虎於奈 (日本/TEAM TOP ZEROS)「中国の皆さん、わざわざ飛行機に乗って慣れない日本の環境で試合をしていただきありがとうございます。強い相手ですが、緊張なくやってやろうという気持ちです。自分がイケメンか分かりませんが、傷つけないように頑張ります。勝って藤村選手にバトンを渡したいと思います」 ジャン・チュンユー(中国/盛利人合ファイトクラブ/CFP)「明日の試合へ向けて準備は出来ています。加藤選手は背が高くハンサムだという印象でしたが、試合後はその顔も変わっていると思います」 ▼第4試合 日本vs中国・7対7全面対抗戦・次鋒戦 K-1 KRUSH FIGHTスーパー・フェザー級 3分3R・延長1R 山本直樹(日本/優弥道場)「計量はいつも通りクリアーして、いつも通り回復して試合をします。1年前やった相手で、素晴らしい選手だったので、この1年で自分がどれだけ変わったか差をつけて勝ちたいと思います」 ワン・ジュンユー(中国/星武創新ジム/CFP)「中国の“コンバイン”(キャッチフレーズ)です。コンディションはばっちりです。リング上で素晴らしい試合をお見せしたいと思っているのでお楽しみに」 ▼第3試合 日本vs中国・7対7全面対抗戦・先鋒戦 K-1 KRUSH FIGHTライト級 3分3R・延長1R 瓦田脩二(日本/K-1ジム総本部チームペガサス)「最高の相手を用意してもらって、とても燃えています。先鋒として日本に勢いをつける勝ち方をして山本選手にバトンを渡したい」 ワン・ジーウェイ(中国/遼寧創新ジム/CFP)「今の状態ですが、計量をクリアーして体力も回復しています。食事して明日へ向けて準備を万端に整えていきたいと思います」
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