MMA
インタビュー

【RIZIN】沈黙のマイクの意味は──中村K太郎「ちょっと多分おかしい、普通ではないと」、敗れたストラッサー「見えなかった」

2023/04/03 16:04

ストラッサー起一「見えなかったからこそ効かされた。まだまだ諦めないです」

━━試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。

「うーん……、まあ“もらってしまったな。見えなかったな”っていう、それがまあ、大きかったですね、はい」

━━試合を止められて不満気な表情をしているようでしたが、ストップが早かった、と感じていたのでしょうか。

「あの瞬間はもらったという記憶はないのですけど、今振り返ってみると、パンチもらって見えてなかったなというのがありますね、はい。それが一番大きかったですね」

━━対戦相手のK太郎選手と実際拳を交えて、試合前のイメージと違うところがありましたか。

「1Rは自分のペースでそれなりにできたかなというのはあって、2R入ったときにまさかああいうパンチもらう感覚はなかったのですけど、1発の怖さという部分で、見えなかったですね。見えなかったからこそあそこまで効かされた。あの瞬間、K太郎選手の1発の上手さ、強さはあったと思いますね。僕もあれはもらうつもりもなかったんですけど、見えてなかったということですね」

━━両者とも国内外で活躍されてきました。試合を終えて思うことはありますか?

「K太郎選手、強いですし、本当に紙一重の勝負だったかとは思います。その紙一重の中で、K太郎選手の左ストレートですかね、そのパンチがクリーンヒットを、僕の見えない状態でもらってしまった。彼の強さですよね、そこは」

━━試合を終えたばかりですが、今後の展望を教えてください。

「負けたことに対しては悔しさしかないのですけど、自分の中で1R、自分のやりたい動きは100パーセントできたわけではないですけど、自分の中である程度できたかなという部分あるんで、まあでも、まだまだ諦めないです」

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