▼第7試合 フェザー級
〇冨澤大智
判定3-0
×ダンチメン・あつき
冨澤は2019年にABEMAで放映された『格闘代理戦争 4th Season』にTEAM武尊のメンバーとして出演。番組終了後はK-1ジム総本部チームペガサスに入門し、2021年10月に『Krush-EX』でプロデビュー。渚に判定勝ちし、2022年1月の『Krush.133』でも内田竜斗に判定勝ち。プロ戦績はこの2戦のみで、元K-1と紹介されるがK-1には出場していない。初出場となった11月の『BreakingDown6』ではDEEPファイターのヒロヤと初のMMAルールで対戦して敗れたが、12月の『BreakingDown6.5』では本来のキックルールでとしぞうを圧倒して初勝利をあげた。
あつきは空手歴19年で2020年KWF国際大会や2020・2021年JKJO全日本選手権を2連覇している。初出場となった『BreakingDown 7』ではゲンキにKO勝ちし、朝倉未来CEOが全33試合の中からベストバウトに選び、今後楽しみな選手にもあつきの名をあげた。
サウスポーの冨澤が左ミドルからの左ストレート。そのまま一気に攻め込んでいく冨澤の左ストレートとヒザが突き刺さる。離れるとあつきが左ハイ。左ストレート、右フックを入れて距離をとり、再び前へ出ての左ストレートを叩き込む冨澤。あつきもパンチで前へ出るが、終了間際に冨澤が左フックからの右フックでダウンを奪った。
両者1分間フルに打ち合った一戦はダウンを奪った冨澤が勝利。プロの意地を見せた。冨澤はマイクを持つと「あつき選手、慣れないルールの中、僕の試合を引き受けてくれて世界王者の肩書きを持ってやってくることは勇気がいることだったと思います。本当に強い選手でした。運営の皆さん、朝倉選手、僕、大晦日にテレビで見られるような選手になりたいと思っているのでこれからも使って欲しいです。最後に、今日僕をこの場に立たせてくれたBreakingDownファンの皆さん、冨澤大智さん、ありがとうございます。愛してます」とアピールした。