MMA
インタビュー

【RIZIN】神龍誠「RIZINで4つ目のベルトを獲りたい」×所英男「試合で取れなかった一本を練習で取りたいと思ったけど……」=4月1日(土)大阪

2023/03/23 09:03

全局面で圧倒して何もさせずに勝つ(神龍)

──神龍選手、いよいよ試合が来週末となりました。次、どんな試合を見せたいですか。

「減量も順調。まだ僕の名前を知らない人がたくさんいるので、そういう人にインパクトを与える試合をします。全局面で圧倒して何もさせずに勝つ。最後はシャイニングウィザードで」

──所プラスでの練習は?

「あの試合(7月31日のRIZINでの対戦)がきっかけです。最近は忙しくて来れてないですけど、週1回か2回くらいのペースで一緒に練習をさせてもらっていました」

──地元の神龍ワールドジム以外、東京での出稽古は?

「TEPPENジムやTRIBE TOKYO MMA、ポーラージムとか、軽量級の強い選手が多いので出稽古に行かせてもらっています」

──北米でチャンピオンシップを戦ったことで得たものは?

「メンタルが強くなった。日本ではありえないことがたくさん起きて、言葉も通じないし、計量の時間が大幅に変わったり、入場もいきなり行けと言われて、気持ちがブレブレになったんですけど、心が鍛えられました」

──CFFCでいい勝ち方、一本勝ちしてもUFCと契約とはならなかったですが、今回の試合で勝って今後に繋げたいですか?

「今年はやることがあるので、しっかり全部勝って、その先にいろいろ見えてくると思います。まずは目の前のRIZINで勝つことで」

──対戦相手の北方大地選手の印象は?

「気持ちで頑張る選手。運動神経がいい? 僕の方が圧倒的にいいと思います」

──4.23 Bellatorハワイ大会で堀口恭司選手のフライ級戦が決まりました。彼がレイ・ボーグを下して、RIZINに参戦できたら、新設されるフライ級のベルトを賭けて戦いたですか。

「そういいう試合があるんだったらやりたいです。ベルトは手にするとすぐに新しいのが欲しくなるので。もうコレクターになりたい。DEEPで統一して2本、CFFC、それでRIZINで4つ目になるので」

──その王座決定戦なりが、もし堀口恭司選手とドッドソンのどちらかと、となったら、戦いたいのは?

「ドッドソンの方がやりたいですね。UFCで一番(元フライ級1位)だったというのと、所さんの敵討ちという意味でやりたいです」

「試合後のツイートも見て、胸が熱くなりましたね」

「所さんには(地元の)宮城まで来てもらったこともあったんです」

「車のなかでゆっくり話をしましたね。いろいろ知れてよかったです」

──その話というのは、再び「汚い言葉を使っちゃいけない」とか(笑)。

「いやいや、そんな(笑)。まずは確実に勝ってほしいなと。このあいだのドラゴン……デスロードみたいに、びっくりするような技も持っているので、期待しちゃいますけど、最後はシャイニングウィザードを決めてほしいですね」

──神龍選手は所選手からのアドバイスで影響を受けたことは?

「まずはヒールを止めたことが一番でかい。所さんでなければまず言われなかった。自分としても思うところもあったし、人としてまともになれたかなと思います」

──逆に所選手は神龍選手との練習で感じるものは?

「試合で(一本)取れなかったけど練習で取りたいという気持ちはあって(苦笑)、ほんとうにすごい頑張って、よし来た! というポジションになっても、いとも簡単に逃げられちゃったりするので、これはちょっと違うな、とは感じましたし、打撃も“よくこの人と5分3Rやれたな”っていうくらいほんとうにすごい差があって……」

──神龍選手からは?

「所さんがめっちゃデカかった。70kg越えててパワーめっちゃあって。あのエスケープとかは所さんならでは。真似するのは難しいなと感じました」

──最後にファンにメッセージを。

「次の試合はほんとうに出ると思うので、シャイニングウィザードを決めたいですし、練習でも見せた、RIZINならではの顔面踏みつけもあるので、全局面で圧倒して、最後はフィニッシュを決めたいです」

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