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MMA6戦無敗・全試合フィニッシュ勝利でPANCRASEフライ級王者となった鶴屋怜(パラエストラ松戸)が、5月27日&28日に中国・上海にあるUFCパフォーマンス・インスティチュート(UFC PIで開催される『ROAD TO UFC』シーズン2の1回戦に出場することが分かった。
海外報道を引用する形で鶴屋怜は、「パンクラス代表としてUFC勝ち取ってきます」と意気込みを記している。
2021年2月にプロMMAデビューした鶴屋は、DEEPで久保健太を1R TKOに下すなど3連勝後、2022年4月にPANCRASEに戦場を移すと、秋葉太樹を1Rリアネイキドチョーク、2022年9月に上田将竜を1R TKOに下し、2022年12月に王者・猿飛流に挑戦。2R、リアネイキドチョークで一本勝ちで、20歳でPANCRASEのベルトを巻いている。
UFC出場を目指してきた鶴屋は、同級で練習仲間でもある平良達郎と同じ米国大手スポーツエージェントのイリディアム・スポーツ・エージェンシーと契約をかわしており、これまで1発勝負のコンテンダーシリーズなどへの出場も視野に入れてきたが、同シリーズの日本人への門戸が狭まるなか、『ROAD TO UFC』フライ級トーナメント出場を決めている。
今回のシーズン2で現時点でフライ級参戦リストに名を連ねるのは7選手。
韓国ROAD FCで山本聖悟を初回KOに下している8勝無敗の20歳イ・ジュンヒョンのほか、米国LFAで活躍中で、堀内佑馬とも対戦経験のある8勝1敗・25歳のマーク・クリマコ、中国でUFC Fight Passと初めて契約したJCK MMAなどで11勝2敗の中国の“リトルキングコング”ジニウシエが目を引く。
また、インドネシアのブルース・リーと呼ばれる10勝2敗のビリー・パスラタン、同じくOne Pride MMA Fight Nightで7勝無敗のロナル・シアハーン、バンタム級でも戦うインドの4勝無敗のスミット・クマールらも出場を決めている。
優勝すればUFCと契約。シーズン1バンタム級準優勝の風間敏臣のように決勝進出者も契約を決めている『ROAD TO UFC』で、果たして鶴屋はUFC行きの切符を掴むか。
パンクラス代表としてUFC勝ち取ってきます。 https://t.co/uHkwWjIcUB
— 鶴屋 怜 REI TSURUYA (@mma_rei) March 18, 2023