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2023年5月6日(土)東京・有明アリーナで開催される『RIZIN.42』でのフアン・アーチュレッタ(米国)戦に向け、井上直樹(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)が渡米。フロリダのキルクリフFCで出稽古を開始することが14日、明らかにされた。
有明大会では、バンタム級(61.0kg)5分3Rで井上直樹(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)vs.フアン・アーチュレッタ(米国)と、朝倉海(トライフォース赤坂)vs.元谷友貴(フリー)の2試合が決定しており、勝者は7月末に関東圏での開催を予定している大会で、堀口恭司が返上した「RIZINバンタム級王座決定戦」に進出する。
ベルトにからむ大きな試合で、元Bellator王者との対戦に臨む井上陣営は、これまで慣れ親しんだニューヨークのセラロンゴではなく、フロリダのキルクリフFCへの出稽古を決定。
地獄のエンジェルがフロリダに参上😎
最近急に日本人ファイター増えた👀 pic.twitter.com/w20iQ9BGjf— 佐藤天 Takashi Sato (@satotenten) March 13, 2023
本誌の取材に井上は、「キルクリフFCには佐藤天選手や木下憂朔選手もいますし、大きな選手が多いジムのイメージがありますが、軽量級選手も揃っていますので、そこでアーチュレッタ選手が得意とする動きもしっかり対策できます」と、MMAレスリングを得意とするアーチュレッタ対策を徹底的に練る予定だ。
『ABEMA格闘チャンネル 海外武者修行プロジェクト』で同ジムで練習中のエフェヴィガ雄志も合流し、現在、4人の日本の選手がキルクリフFCでトレーニングを積んでいることになる。
2022年大みそかに瀧澤謙太に2R ストレートアームバーで完勝している井上は、渡米前の会見で、「前回の大晦日の試合でアーチュレッタ選手は凄くタフな試合をしていましたし、もちろん今まで以上に苦戦する相手だと思いますけれど、全局面で圧倒して日本の強いところを見せられたらと思います」と、自信を見せている。
Power strikes!!💪💪#killclifffc #ufc #rizin pic.twitter.com/KIsSgTDmyJ
— Shu Hirata | シュウヒラタ (@ShuHirata) March 13, 2023
ダリオン・コールドウェルやマーティン・ニューイェンらも所属するキルクリフFCで井上は、さらなる強さを増してゴールデンウイークのRIZINに臨む。