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【K-1】女王KANA「KOで自分の試合を盛り上げて、あとの試合にバトンタッチする」、挑戦者アルカイエス「いい試合をしてトルコの方々に勇気を与えたい」

2023/03/12 07:03
【K-1】女王KANA「KOで自分の試合を盛り上げて、あとの試合にバトンタッチする」、挑戦者アルカイエス「いい試合をしてトルコの方々に勇気を与えたい」

KANA(左)がトルコのアルカイエスを挑戦者に迎えての防衛戦に臨む

 2023年3月12日(日)東京・国立代々木競技場第一体育館『K-1 WORLD GP 2023~K’FESTA.6~』の前日計量&記者会見が、11日(土)都内にて13:00より行われた。


 第8試合のK-1 WORLD GP女子フライ級タイトルマッチ3分3R延長1Rで対戦する、王者KANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)は51.95kg、挑戦者フンダ・アルカイエス(トルコ)は51.3kgでそれぞれ計量をパス。


 大地震に見舞われたトルコ出身のカイエスは、タイでのファイトキャンプ中で被災を免れたという。会見では「母国トルコが現在大変なことになっている中、タイで1カ月練習を積んできた。K-1で試合に出ることは自分の夢の一つだったので、今回は非常に興奮している。今回、タイトルマッチだが、自分もヨーロッパなどいろんなところでチャンピオンを獲っているので、もう一つの夢をK-1で叶えたい」と、K-1のタイトルを獲ることが夢だったという。


 迎え撃つKANAは「まずフンダ選手、母国が大変な中、来日してくれてありがとうございました。心も身体も明日に向けて、仕上げることができました。この試合までの日常をしっかりとすべて出し切って、しっかりと勝ちをつかみとりにいきたいと思います。応援よろしくお願いします」と、カイエスの心情を気遣いながらも試合には必ず勝つと宣言。


 初めて対峙した印象を聞かれると、KANAは「時差もある中、しっかり仕上げてきてくれて、本当にいい目をしていたので、明日の試合がすごく楽しみになりました」とし、「明日の試合に関しては、女子の試合が二つ並んでて、面白いカードがたくさんあるんですけど、本当に自分の仕事をしっかりとするだけです。1部のメインイベントをしっかり自分の仕事をして、しっかりKOで自分の試合を盛り上げて、あとの試合にバトンタッチするだけかなと思ってます」と王者として与えられた仕事を全うしたいとした。


 アルカイエスは「何が起きても人生は続いていくので、今回の試合でもタイトルを獲るだけ。試合に関しては、非常に技術を要求されるものになると考えているが、同時に激しい試合になると予想していて、よい試合ができればいいと考えている」と答える。


 そして、祖国が大変な状況だと思うが、国民を元気づけるような試合がしたいかとの質問を受けると「いい試合をして、トルコの方々に勇気を与えたいと思っている」と語った。

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