全世界のK-1ライセンスを取得・保有することを発表する中村K-1プロデューサー
2023年3月12日(日)東京・国立代々木競技場第一体育館『K-1 WORLD GP 2023～K’FESTA.6～』の前日計量＆記者会見が、11日（土）都内にて13：00より行われた。
会見の冒頭で、中村拓己K-1プロデューサーより新たな発表があった。K-1を運営する株式会社M-1スポーツメディアが全世界のK-1ライセンスを取得・保有することになった。これからは「K-1国際連盟（K-1 International Federation）」という形で日本だけでなく海外でのK-1ライセンスの管理を行い、海外でのK-1の産業化を推進していくことになる。
【写真】よりグローバルな展開が予想されるK-1
K-1公式ホームページによれば「『K-1国際連盟』は、日本におけるK-1産業化活動と同等に諸外国でのK-1の認知向上、選手層の育成と発掘、それに伴うK-1ジムのフランチャイズや直営店の運営、K-1イベント/興行の開催、ならびに各国間での選手の交流や文化的支援などを通じK-1の活動を全世界で行うものであり、更なる健全な事業の運営を目指します」とある。
また「K-1（ケイワン）とそのロゴマークは、日本国および諸外国において登録されている商標で、当社のライセンスに基づき使用しています。全世界の『K-1』および『ケイワン』、並びに各K-1製品の商品名・サービス名およびロゴマークは、当社の登録商標または商標です。当社のブランドやサービスを利用した商品の制作・販売、広告、映像やSNSを含むオンラインコンテンツ等に使用するなどの場合には、商標権の対象となります」と、K-1の商標に関する説明もあった。
これに伴い、これまでの『K-1 WORLD GP 2023 JAPAN』は『K-1 WORLD GP 2023』、『K-1 JAPAN GROUP』は『K-1 GROUP』とJAPANの文字が外れた名称に変更となる。
中村Pは「より世界へ向けたイベントとして運営していきたい。海外ジム展開などいろいろなことをしていく予定です。具体的なことはまだ決まっていないので、発表があるまでお待ちください」と海外進出もプランに入っていると語った。
