2023年5月28日(土)東京・後楽園ホール『RISE 168』の対戦カード第一弾が発表された。
RISE QUEENフライ級王者・小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)が、挑戦者にテッサ・デ・コム(オランダ/Fightteam Vlardngen)を迎えての初防衛戦に臨む。
小林は2015年2月にプロデビューすると、2018年7月にシュートボクシングの試合で敗れるまで13戦無敗を誇った。同年12月には伊藤紗弥を判定で下し、2019年11月にはWPMF世界女子フライ級王座を奪取。2021年4月にRISE QUEENフライ級正規王者となった。2022年3月にはベルギーでGLORY女子スーパーバンタム級王者ティファニー・ヴァン・スーストに挑戦。計4度のダウンを奪われKO負けとなったが、倒されても前に出る続け“大和魂“を見せつけ会場を沸かせた。7月にはイ・ドギョンに圧勝するも、12月にコムと対戦してダウンを奪われての判定負け。戦績は17勝(3KO)6敗4分。
コムは2022年9月にEnfusionストロー級(-52kg)王座に就き、12月に初来日して小林から右フックでダウンを奪って判定勝ち。しかし、2023年1月のGLORYメキシコ大会ではジュリアナ・コスナルド(アルゼンチン)に判定で敗れた。戦績は15勝2敗1分。
一度敗れた相手とタイトルを懸けての再戦。ベルトが海を渡ってしまうかもしれないリスクの大きい防衛戦へ向け、小林は「リベンジが決まりました。とにかく凄く悔しい、数日どころかへこんでいたんですが、そんな時間はないので、このリマッチで絶対に勝って“愛三ってやっぱり強かったな”と皆さんに思わせたい。そういう試合を必ずします」と名誉挽回の再戦にすると宣言。
さらには「あと、今年中に戦いたい日本人選手がいます。対抗戦も始まっていて凄くアツい時期だと思うので、リング上でその選手の名前を言えるように、まずはこの試合にしっかり勝ちたい」と、ニュアンスからすると他団体に戦いたい日本人選手がおり、防衛に成功したらその選手との対戦をアピールしたいと話している。