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インタビュー

【ONE】『ONE Friday Fights 6』初参戦、ルンピニーで戦う真吾YAMATO(柴田真吾)「倒し合い、気持ちと気持ちのぶつかり合いで、自分が下がることはない」

2023/02/24 16:02
【ONE】『ONE Friday Fights 6』初参戦、ルンピニーで戦う真吾YAMATO(柴田真吾)「倒し合い、気持ちと気持ちのぶつかり合いで、自分が下がることはない」

(C)sngymt

 2023年2月24日(金)の夜9時30分から、タイ・バンコクのルンピニースタジアムで開催される『ONE Friday Fights 6』(ABEMA配信)に、日本から真吾YAMATOこと柴田真吾(大和ジム/NJKF&WMC日本スーパーライト級王者)が出場する。

▼第2試合 ONEムエタイ バンタム級(65.8kg)3分3R
ハーキュリス・ウォー・チャクラウット(タイ)
真吾YAMATO [柴田真吾](大和ジム/NJKF&WMC日本スーパーライト級王者)

 高3からキックボクシングを始め、中京大学に通いながらNJKF等に参戦した柴田は、2022年7月の新日本キックで重森陽太とのヒジの打ち合いを制し、3R TKO勝利。9月のBOMではKJヒロシに4R TKO勝ちしWMC日本スーパーライト級王座を獲得。11月のNJKFでのWBCムエタイ日本統一スーパーライト級王座決定戦で畠山隼人に1R TKO負けしている。オープンフィンガーグローブでのルンピニースタジアムでのONEムエタイで柴田はハーキュリス・ウォー・チャクラウット(Petseemuan Gym)を相手にどんな試合を見せるか。

どこまでできるのか、試してみたい

──タイにはいつ入りましたか

「17日の金曜日にバンコクに入りました」

──ONE出場のオファーがあったのはいつでしたか。

「2月の初旬に、当初は3月10日の大会に出場オファーがあったのですが、この2月24日の大会に、と早まったことを受けて予約していた飛行機も早めて来ました」

──試合のオファーがあった時の気持ちは?

「すごく嬉しかったです。やっぱりONE Championshipは一番出たい大会だったので。それに向けて準備していたんですけど、早まったので練習も早めたりして、焦りもありましたが、とにかくオファーは嬉しかったです」 

──過去にタイで試合の経験がありますね?

「ラジャダムナンと、マックスムエタイ、後はアマチュアに近い大会に出ました」

──今回は、初めてルンピニースタジアムで戦うことになるわけですが、どんな気持ちですか?

「ルンピニーって日本でも偉大な場所って知られているのは自分でも分かっているので、そこで試合をできるというのは、キックボクシングの人間としても自慢できることですし、そういう神聖な場所に立てるということは偉大なことで嬉しいことだなと思います」

──対戦相手のハーキュリス・ウォー・チャクラウット(Petseemuan Gym)のことは知っていましたか?

「何も知らなかったです。動画を見て、高身長で僕とほとんど同じような体型だっていう印象を持ちました。身長が高い(183cm)分、長さを意識した戦い方だなって思いますね。ただ、僕は身長が高い選手も低い選手とも戦って来ているので、問題ないかなと思います」

──相手の強い部分、弱いところみをどう見ていますか。

「弱みは、パンチとかヒジに打たれ弱いこと。強みは長さですかね。遠い距離でミドルキックを打ったりとか前蹴りとか。急にヒジで入って来たりとか、危ない選手ではあるけど、特に問題ないかなと思います」

──相手はルンピニーとラジャダムナンでベルトを取っていますが、意識もしますか。

「そんなに意識するところではないかなと、そういう想いですね。」

──今回の試合で自分の武器になるのは?

「やっぱり日本でもヒジ打ちが得意で人を倒してきたし、タイでもヒジ打ちで倒していたので、今回もヒジ打ちには注目してほしいし、日本でボクシングジムにも通っているので、パンチとヒジには注目してほしいですね」

──リングでのONEムエタイルールです。初めてオープンフィンガーで戦うことについては?

「グローブをはめてみて、自分でポンポンって当ててみた感じ、めっちゃ痛かったんで、お互いに絶対に痛いし、怪我をするかなとは思います。打った感じは普通のグローブの方がやりやすいなって思いました」

──ご自身のファイトスタイルの強みは?

「身長が高い(184cm)ので距離感は意識してやっています。入るところは入って、パンチやヒジでガンガン倒していくっていうのがファイトスタイルだし、自分の強みだと思います」

──どんな試合になると予想していますか。

「ONEって気持ちのこもった、ガツガツの試合が多いと思うので、僕もそういう試合をして倒しに行きたいです。体力は心配ないので、フルラウンド戦っても問題はないですけど、倒したいですね」

──日本のファン、現地のムエタイファンにどんな自分を見せたいですか。

「日本の皆さんには、僕の友達もそうなんですけど、柴田真吾っていう人間が世界で戦っているんだぞっていうのを見てもらって、何か人生のプラスになるか分からないですけど、元気を出してもらえればなと思います。会場の目の肥えた観客には、こんな強い選手がいたんだなって、思ってもらえるように頑張ります!」

──ONEの立ち技部門をどう見ていますか。

「まず、メチャクチャ強い選手がいっぱいいるなと。もちろん世界の大会なので、当たり前なんですけど。やっと自分がそこに食い込んできたのかっていう気持ちと、不思議な気持ちと、倒し合いが多いので危ないなって。倒し合い、気持ちと気持ちのぶつかり合いなので、自分が下がることはないと思います」

──ONEバンタム級の立ち技で戦ってみたい選手は?

「もちろんチャンピオンのノンオーもそうですけど、ランキングに入っているリアム・ハリソン選手、ラマザノフ選手、セーマペッチ選手もいますし。みんな有名で強いので僕がどこまでできるのかっていうのは試してみたいですね」

──モデルでも活躍したいと伺いましたが。

「日本では、ファッション雑誌とか、地方のCMに出演したり、ファッションショーに出たり、モデルのようなことをやっているんですけど、知り合いを介してタイでもモデル活動をできるっていう話をされたので、試合が終わってからタイの事務所に挨拶に行ってきます」

──最後に、ファンへメッセージを。

「日本からきた柴田真吾です。僕が世界で戦っている姿で皆さんに元気を与えられたらと思います」

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