8勝のうち5つがKO勝ちと倒せる軽量級選手ぶりを発揮している数島
RISE20周年大会として開催される2023年2月23日(木・祝)東京・後楽園ホール『RISE 165』(昼の部)と『RISE 166』(夜の部)。昼の部にてスーパーフライ級(-53kg)3分3R延長1RでPRANDAM BRAVELY(タイ/BRAVELY GYM)と対戦するフライ級1位・数島大陸(及川道場)のインタビューが主催者を通じて届いた。
数島は2020年9月にプロデビューすると軽量級でも倒す選手として注目され、2021年7月大会にはラジャダムナン王者の竜哉・エイワスポーツジムと対戦しドローとなったもののダウンを奪い一躍名を挙げた。2022年4月から開幕したフライ級王座決定トーナメントでは準決勝で当時無敗の塚本望夢とダウン応酬の末の判定勝ちで決勝進出を決めたが、10月の決勝戦で初代スーパーフライ級王者の田丸辰に敗れて王座戴冠を逃した。フライ級でのタイトル奪取を見据えているが今回はスーパーフライ級での一戦となる。決めセリフは「キックボクサーは泣かないぜ」。戦績は8勝(5KO)2敗2分。
フライ級の倒せる選手としてその先頭に立っていきたい」
――前回の試合から4カ月経ちましたけどコンディションはいかがですか?
「そうですね コンディションはいつも通りバッチリで、前回の試合はタイトルマッチで負けてしまったんですけど、そこからさらに強くなれるいろんな事がわかったのであの負けはすごくいい経験になりました」
――悔し涙も流したと思いますが、全てをプラスに転じてるという感じになりますかね。
「その時は負けてしまったんですけど最後に全部取り返したらいいやと思ってるんで、気持ち的にも全部プラスで考えてるんで 全然問題ないです」
――今回の再起戦も新しい更に強くなった数島選手が見れますか?
「僕の試合といえば倒すことが注目されてると思うんで、そこはしっかり自分のスタイルを作ってフライ級の倒せる選手としてその先頭に立っていきたいなと思います」
「そうですね、一緒ぐらいの実力の選手はみんなトーナメントで組まれてるんで、再起戦と言ってもやっぱ強い選手とはどんどんやっていきたいと思うので、初めての国際戦で今回はすごく成長した姿を見せられるチャンスかなと思います」
――過去にタイに行って修行したり、日本でタイ人トレーナーに習ったりした経験はありますか?
「タイには2回ぐらい練習に行ったことがあって、その時タイ人とやらせてもらった時も距離感とか間合いとかが違うなっていう印象は残ってますね」
――初の国際戦という部分でもプレッシャーは特別ない感じになりますかね。
「別にどの試合においても、自分のやるべきことをしっかりやったら、大丈夫やと思うので、相手が日本人だろうがタイ人だろうがやることは変わらないので」
――では、自信を持って倒しに行きますか?
「僕に求められてる事ってガツガツ行ってしっかり倒しきるところまでが求められてると思うんで、そこはもう変わらず1ラウンドからガツガツ行こうかなと思ってます」
――今回はRISEの20周年記念興行になりますけど、ちょうど数島選手の年齢と同じですね。
「RISEと同じ年なんでこれから引っ張っていく一人になるために、ここは一発目にド派手に決めて最短でベルトを取りに行こうと思ってるんで、常に負けられない戦いなんですけど さらに今年は内容もしっかりこだわっていって最短でタイトルマッチにもう一回近づきたいと思っています」
――ちなみにこの日の夜に行われるトーナメントの方は意識しますか?
「夜のトーナメントの方がフライ級としては絶対注目されてると思うんで、まあ午前中にしっかり圧倒的な力を見せつけてそのフライ級の4人とはちょっとレベルが違うなっていう試合を見せたいなと思ってます」
――それでは最後にRISEのファン そして数島選手を応援してくれるファンにメッセージをお願いします。
「去年は最後、僕の実力不足で不甲斐ない結果で終わってしまったんですけど、今年は必ずベルトに挑戦して絶対獲るので、他の選手とレベルが違うなと思わせるような試合をしっかりすると思うので、応援よろしくお願いします。キックボクサーは泣かないぜ!」