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【ONE】MMA5戦目でONEデビュー、修斗女王・澤田千優「海外のトップを目指していくことがMMA選手として私のやるべきこと」=2月17日(金)

2023/02/16 21:02

藤井惠さんは「『ちーちゃんらしく思いっきり行って来な』って」

──ONEでどんなスタイルで戦っていきたいですか。

「やっぱりまだ打撃の怖さが足りないですけど、打撃の怖さを出しつつ、テイクダウンの強さを出せるようなスタイルをもう少し固めてやっていきたいなというのが目標ですし、そのために強化していきたいです」

──さきほどはスタンプ選手の名前も上がりました。トップであるスタンプ選手と対峙したらどこまで対抗できるとイメージしていますか。

「いまは……たぶんもらったら、1発でアウトという選手と試合をしたことがないので、イメージはあまり沸いていないですが、もらわない距離やもらっても大丈夫な位置取りをイメージすると、レスリングを出せるような試合展開になるかなという可能性は見つつ、ゆくゆくは試合をしていくなかで、来年の後半あたりには、そういう選手と試合を出来るレベルまで持っていく、上達したいなと思います……早いですかね」

──そういう目標を描いていると。打撃は剛毅會の岩﨑達也先生から習っているのですよね。評価はいかがですか。

「はい。打撃は岩﨑先生からだけ習っています。空手を中心に指導していただき、左の突きや奥足の蹴りがよくなっているということなどは言ってもらえていますが、いざスパーリングでそれは出せないので、そこはいつもなぜ出来ないんだろう、となってしまいますね」

──兄の澤田龍人選手とも練習をしているのでしょうか。

「毎回ではないですが、定期的に一緒に練習をしています。してもらっている感じではあるんですが……。アドバイスとしてよく言われるのは、タックル入るまでの打撃の怖さがないってことですね。しっかり蹴る、突くというのを言われます」

──藤井惠さんからも何か言葉を受けましたか。

「はい。いつも温かく送り出してくれるのですが、今回も『思いっきり、ちーちゃんらしく行って来なね』と、言ってくれました。藤井さんのようにトップを、海外を目指していくことがMMA選手としてやるべきことじゃないかなと思っています」

──海外ファンには、澤田選手を初めて見る人もいると思いますが、ONEの舞台でどんな自分を見せたいですか?

「私のファイトスタイルは、レスリングベースなので、しっかりテイクダウンを取って打撃をしっかり当てるというもので、今までもこれが自分の武器かなと思っています。試合で注目してほしいのは、レスリング力はもちろんなんですけど、その中でも強い打撃と蹴りを出せるようにしたいと思います」

──今大会では、1万から5万USドルのボーナスもあります。

「もちろん、ついてくれば良いかなと思いますが、行き急ぐといつも失敗してしまうので。まずは着実に勝つこと、印象を残せる勝ちをしたいなと思います。まずはここでしっかり勝って本戦に出られるようなインパクトを与えられたらいいと思います」

──最後に意気込みとファンへのメッセージを。

「初めての海外でMMAの試合となりますが、何が何でも勝利して日本に帰って来たいと思います。ABEMAで試合を見ていただけるので、ぜひ応援していただけると嬉しいです」

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