2023年4月1日(土)大阪・丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)にて、RIZINが2023年の開幕戦を行うことを2月1日(水)都内で行われた会見で発表した。
会見後の囲み取材で、大晦日の試合後に梅野源治(PHOENIX)が平本蓮(剛毅會)とのエキシビションをやるうえで「今回このリングに上がるにあたってひとつだけ榊原さんに条件を出したんですね。その条件というのが2023年にRIZINで立ち技で大きい大会をやってくれと」との約束をしたという件について、榊原信行RIZIN CEOがコメント。
「いろいろ今、梅野選手の要望に応えるというか、梅野選手の意向も踏まえてキックの大会をRIZINとしてやるような、そういうことに限らず、何か新しい打撃・立ち技の戦う機会というか舞台というかを考えたらいいかなと思っていろいろ考えを巡らせているところです。いろいろ今、企画検討中です。打撃・立ち技を中心とした新しいチャレンジがあってもいいかなと」と、RIZINのスピンオフ大会のような形で検討していると明かした。
【写真】約束は守ってくれないとYABAYだろ、と梅野「キックボクシングの試合を今回大阪でも3試合組ませていただくんですけれども、実績ある選手でぜひRIZINに出たい、キックでと言われてもなかなかそういう試合をマッチアップしても僕らはキックをメインとした団体ではないのでなかなか難しいところもある。その辺は我々なりのアイデアを積み上げて、梅野選手からの要望をひとつのきっかけにして検討して進めているところで。またいろいろなことが決まったらご案内できるかなと思います」と、どういう大会にするかを思案しているとする。
【写真】RIZIN出場を熱望している城戸 会見では皇治(TEAM ONE)から2022年12月16日にK-1との契約解除を発表した城戸康裕(谷山ジム)を「出たいと言っているのでRIZINに出してあげてください」と売り込む場面もあった。
【写真】皇治との対戦を実現させた後は、MMAに転向することを表明している芦澤 城戸については「実績のある素晴らしいキャリアを積んできているいい選手だと思います。でもその選手がポッとRIZINに来てもキックのカードを組んでやっている大会ではないので、K-1を辞められて何を目指すのか。総合やるならいいですよ。だから芦澤(竜誠)選手のチャレンジは理にかなっている。RIZINに出て今さらキックボクシングをやりますっていうことを僕らは募集はしてないので、そこは難しいところではある。どんなチャレンジをする意志をお持ちなのかってところにもよると思います」とRIZINでキックボクシングルールでの試合となると難しいが、前述のスピンオフ大会ならばということかと聞かれると「そういうことですね」と有力な出場選手だと語った。