朝倉未来(左)と平本蓮は法廷闘争か、リング上で決着か
2023年4月1日(土)大阪・丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)にて、RIZINが2023年の開幕戦を行うことを2月1日(水)都内で行われた会見で発表した。
会見後、榊原信行RIZIN CEOは朝倉未来(トライフォース赤坂)が平本蓮(剛毅會)を「訴えてみたやってみよう」としていることについて聞かれ、コメントした。
「それはそれで法廷闘争しながら戦うっていう。法廷でもリングでも戦うっていうそういうことになるんじゃないですか。法廷で争うくらい腹が立っているんだったらリングで戦えばいいじゃんって普通になると思うんですよ。同じ階級だし」と、法廷でもリングでも戦えばいいとの見解。
【写真】春の3連戦で牛久絢太郎(左)との対戦が決まっている朝倉未来
「僕からすると全部のコメントをフォローしているわけではないので、そういうことは聞いていますけれど、少なからず9月のメイウェザーの試合が終わった後で朝倉未来選手が平本を挑発したわけですよ。今度のドミネーターに勝ったら大晦日遊んでやってもいいよ、と。最初に振ったのは未来だよねと思っているわけですよ。朝倉選手が平本選手にそうやって粉をかけたのだから、その伏線は回収しないとダメでしょ、ていう。その後で平本がそこに絡んでいったという話で、目標とされるのは仕方がないことじゃないですか。それはいい意味でも悪い意味でもトップに上がっていって知名度も実力も付いてくれば、そこにみんな関わっていくことで話題にもなるし、そういう存在になったと思う」と、きっかけは朝倉であり、狙われるのはトップ選手の宿命だとした。
【写真】同じく春の3連戦で斎藤裕(左)との対戦が決まっている平本蓮
「朝倉選手がどういう意図で法廷闘争でと考えているのか、本当に思っているのかどうかも裏もとってないので。でも僕らからすると、当然その流れも含めてお互い言いたいこともあるだろうし、ごちゃごちゃ言ってないでこの4月・5月の結果いかんでは朝倉選手と平本選手がRIZINの舞台で戦って決着をつけるということに進めばいいかなと。そういうことを淡々と進めていく。その裏側で法廷闘争が始まっているのならそれはそれでどうぞやってください(笑)。前代未聞でいいんじゃないですか」と、格闘家ならリングの上で決着を付けて、法廷でも決着をつければいいと提案した。