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【RIZIN】牛久絢太郎vs.朝倉未来、斎藤裕vs.平本蓮は4月30日・代々木か5月6日の有明に。フェザー級でケラモフと戦う堀江は平本を「本物かどうか分かる」

2023/02/01 17:02
 2023年2月1日、RIZINが会見を行い、年間スケジュールを発表した。  そのなかで、榊原信行CEOが、フェザー級の注目カードの牛久絢太郎(K-Clann)vs.朝倉未来(トライフォース赤坂)、斎藤裕(パラエストラ小岩)vs.平本蓮(剛毅會)について、4月30日の代々木第一体育館大会(ケージ使用)か、5月6日の有明アリーナ大会(リング使用)のどちらかに2カードをまとめる可能性があることを語った。  会見冒頭で、4月1日(土)大阪・丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)にて『RIZIN.41』の開催および7カードを発表した榊原CEOは、続けて、年間スケジュールとして、4月30日に『RIZIN LANDMARK5』、さらに1週間後の5月6日に有明アリーナで『RIZIN.42』を開催することを発表。  その後は、6月末に「ハワイもしくは地方都市」で大会。7月末、9月末にさいたまスーパーアリーナ、10月に愛知県・ドルフィンズアリーナ、そして大晦日にさいたまスーパーアリーナで大会を開催する予定を語った。2023年は「年間11~12大会」を行う予定だという。  1月から3月までの四半期に大会を行わない意図を問われた榊原CEOは、「2月中に1大会やってみてもいいかと思いましたが、しっかり準備を整えて。3月はWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で日本が盛り上げるために、ほかのスポーツで挑むのは無茶なので3月は避けました」と説明。  4月1日の大阪での開幕戦は、「この後、“メインクラスのカード”がさらに追加発表されます」と期待を煽ると、ゴールデンウイークの連続開催についても「4月30日の代々木はケージ、5月6日の有明はリングとしっかりコントラストをつけて、それぞれのテーマを持って“前半のヤマになるような”2大会にする」と語った。  大晦日の『RIZN.40』のリング上では、すでに第2代RIZINフェザー級王者・牛久絢太郎vs.朝倉未来、初代RIZINフェザー級王者・斎藤裕vs.平本蓮の2カードが発表済みで、それを4月30日か5月6日のどちらかの大会にまとめるプランも浮上しているという。 「4月30日と5月6日で、この2試合を組むことは決定しているのですけど、どちらかの大会に(2カードを)まとめた方がいいかなと思いながら、全体のカード編成を調整しているので、もう少し時間をいいただきたいです」(榊原CEO)。 [nextpage] 堀江「ケラモフ選手、俺を殺しに来て」  そのフェザー級戦線では、4月1日の大阪大会で、元UFCで3連勝中の堀江圭功(ALLIANCE)が、2連勝中のアゼルバイジャンの強豪ヴガール・ケラモフ(ORION FIGHT CLUB)と対戦する。  2022年4月に中島太一に前三角絞めで一本勝ちし、7月に山本空良に判定勝ちしているケラモフは、堀江との試合に向け、「怪我も完璧に治り、100%の自分のパフォーマンスを見せたい。今回の相手を退け、今年はタイトルに挑戦したい」とメッセージ。  堀江は、2020年9月にPANCRASEで中島太一にスプリット判定で敗れるも、その後、RIZINで関鉄矢、佐々木憂流迦、中田大貴を相手に3連勝中。今回が約1年4カ月ぶりの復帰戦となる。会見では、「自分も100%の力を出せるように全力をぶつけるんで、ケラモフ選手、俺を殺しに来てください。殺し合いしましょう」と死闘を宣言した。  また堀江は、RIZINフェザー級戦線について、「選手が増えてるなというイメージで、あとはマイペースで自分が強くなることだけを考えてやってきました。(ケラモフ戦後に戦いたい相手は)特にないですけど、勝ってタイトルマッチをやりたいと思っています」と、ケラモフ戦が王座挑戦の試金石になると語った。 「最大の挑戦になると思っています。自信はめちゃめちゃあるんですけど、今まで戦ってきたなかで一番か、二番目とかに強いんじゃないかなと。ただ、自信はあるので、普通にやれば普通に勝てる相手だと思っています。相手を淡々と壊しに行こうと思っています」と勝利に自信をのぞかせた。  一方、フェザー級で存在感を増した平本については、「かなり人気が出て……といいう感じですね。実力はまあ、あるかもしれない、というところで、まだ分からないところもあって、今度の試合(vs.斎藤裕)で、勝つか負けるかで本物かどうか分かるんじゃないかなという印象です。(見極めている段階?)そこを見ているというよりも、自分が格上の相手と対戦するかもしれないと見て来たので、あまり(平本を)見過ぎていないですね」と評価を保留。自身の試合に集中していることを語っている。  また、榊原CEOは、RIZINハワイ大会について、「6月の後半に。もしくは地方都市での大会となります。ハワイでは絶対にやりたいと思っているので、Bellatorのスコット(コーカー代表)の全面協力を得られる了解はとりつけていますが、違う国でやるにはいろんな準備が必要ということも含め、6月が無ければ、11月末か12月の頭に(行う)。年末の大晦日にコンフリクト(衝突)しない形でハワイ大会を組みます」と語った。
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