K-1K-1
K-1
ニュース

【Krush】大沢文也vs.里見柚己のタイトルマッチは無効試合に「ルールに則った正常な状態で進行していなかった」

2023/01/29 16:01
【Krush】大沢文也vs.里見柚己のタイトルマッチは無効試合に「ルールに則った正常な状態で進行していなかった」

1Rにダウンを奪った王者・大沢(左)が判定勝ちしたが、1Rのダウンは無効との判断が下された

 2023年1月21日(土)東京・後楽園ホールで開催された『Krush.145』のメインイベント、第10試合Krushライト級タイトルマッチ3分3R延長1Rの試合結果について、Krush実行委員会より発表があった。

 王者・大沢文也(ザウルスプロモーション)と挑戦者・里見柚己(team NOVA)は1Rに大沢が右フックでダウンを奪い、判定3-0(30-28×2、29-28)で大沢の勝利となっていたが、この試合はノーコンテストに裁定が訂正された。



 Krush実行委員会とK-1 JAPAN GROUP公式審判部は、映像での検証を行った結果、当該試合の1Rに、大沢が奪ったダウンに至る攻撃が、「Krush公式ルール第6条第1項11に抵触する反則」と判断し、以下の裁定の訂正に至ったと発表。

①1ラウンド2:54に、里見柚己選手が喫したダウンを取り消すものとする。
②この試合は、ノーコンテスト(無効試合)に裁定を訂正する。


 その理由は①について「Krush実行委員会は、K-1 JAPAN GROUP 公式審判部に対し、当該行為がKrush公式ルール第6条第1項11に抵触した反則なのか見解を求め、映像での検証を行った。その結果、里見柚己選手の蹴り足を掴み、バランスを崩した後の攻撃であると、K-1 JAPAN GROUP公式審判部の見解を確認した」ため。

 ②については「当該試合は、①の反則のもとで放たれた攻撃により生じた現象を、メインレフェリーがダウンと判断し、本戦の3ラウンドが終了し勝敗が決した。本来ならば、①の反則の時点で、大沢文也選手に対しペナルティを与え、里見柚己選手のダメージ回復処置をするべきであった。よって1ラウンド終盤から、当該試合はKrush公式ルールに則った正常な状態で進行していなかったと判断した」と説明された。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント