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【RISE】数島大陸がムエタイ戦士と再起戦、RISE対シュートボクシング再びで小林愛理奈vs.MISAKIが決定

2023/01/25 17:01
【RISE】数島大陸がムエタイ戦士と再起戦、RISE対シュートボクシング再びで小林愛理奈vs.MISAKIが決定

軽量級の倒し屋・数島(右)が再起戦でムエタイ戦士と対戦する

 RISE20周年大会として開催される2023年2月23日(木・祝)東京・後楽園ホール『RISE 165』(昼の部)と『RISE 166』(夜の部)の対戦カード第2弾が発表された。


『RISE 165』ではスーパーフライ級(-53kg)3分3R延長1Rで、フライ級1位・数島大陸(及川道場)とPRANDAM BRAVELY(BRAVELY GYM)が対戦。

 数島は2020年9月にプロデビューすると軽量級でも倒す選手として注目され、2021年7月大会にはラジャダムナン王者の竜哉・エイワスポーツジムと対戦しドローとなったもののダウンを奪い一躍名を挙げた。2022年4月から開幕したフライ級王座決定トーナメントでは準決勝で当時無敗の塚本望夢とダウンの応酬の末の判定勝ちで決勝進出を決めたが、10月の決勝戦で初代スーパーフライ級王者の田丸辰に敗れて王座戴冠を逃した。フライ級でのタイトル奪取を見据えているが今回はスーパーフライ級での一戦となる。戦績は8勝(5KO)2敗2分。

 今回の再起戦で対戦するPRDNDAMは、大分県のBRAVELY GYMでトレーナーをしながら試合をこなし、小柄ながらパワフルなファイトスタイルでルンピニースタジアム、ラジャダムナンスタジアムで活躍した経験を持つ26歳。RISE初参戦でどのような戦いを見せるのか。


『RISE 166』には3カードが追加。まず、-46.5kg契約3分3R延長1Rでアトム級1位&ミニフライ級2位の小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM)が、SB日本女子アトム級王者のMISAKI(TEAM FOREST)を迎え撃つ。

 小林はフルコンタクト空手出身で強烈なパンチを武器に持つ。正道会館第38回全日本空手道選手権大会2019軽量級優勝など主に関西圏の大会で多くのタイトルを獲得してきた。RISEは奥脇奈々、平岡琴、百花、祥子JSKらを次々と撃破するも、2022年5月に3度目の対決となった王者・宮﨑小雪とのタイトルマッチで敗れた。7勝(2KO)3敗1分の3敗はいずれも宮﨑に付けられたもの。12月には女子初のオープンフィンガーグローブマッチに臨み、平岡を返り討ちにしている。

 対するMISAKIはシュートボクシングの女子トップ選手で、2016年3月にプロデビュー、“猪突猛進女子”の異名通り、最初から最後までガムシャラに攻め続ける驚異のスタミナを武器に勝ち続け、2017年12月に寺山日葵を破ってJ-GIRLSミニフライ級王座に就いた。2020年8月にはぱんちゃん璃奈とREBELS-BLACK女子46kg級初代王座決定戦を争うも判定負け。2021年に入ってからは的確性を重視したファイトスタイルにチェンジし、12月のSB日本女子アトム級王座決定戦で勝利して王座に就いた。2022年12月には宮﨑小雪との女王決戦を行ったが、判定2-0で敗れている。戦績は20勝(3KO)8敗1分。

 RISEとSBの女子対決第2弾は共にファイタータイプだけに激しい一戦となりそう。宮﨑小雪との再戦に駒を進めるのはどっちだ。


 ミドル級(-70kg)3分3R延長1Rでは、初代M-1世界スーパーウェルター級王者リカルド・ブラボ(アルゼンチン/WSRフェアテックス)がサーシャ・タダヨニ(イラン/TEAM OTA)と対戦。

 ブラボは17歳の時にアルゼンチンから来日。長いリーチから生み出される鋭いストレートを武器にKOを量産し、2018年に7戦無敗で新日本キックボクシング協会ウェルター級王座を獲得。2022年に所属していた新日本キックを離れ、新たにWSRフェアテックス所属となり12月にRISE初参戦。緑川創と延長戦まで戦い引き分けている。戦績は22勝(17KO)2敗2分。タダヨニは今回が初参戦で、北米のアマチュアムエタイキックボクシング王者。


 そしてライト級(-63kg)3分3R延長1Rで同級7位・麻原将平(パウンドフォーパウンド)が瑠夏(L-REX)と対戦。

 麻原は2008年2月にRISEのアマチュア大会KAMINARIMON(現在Nova)のトーナメントで優勝し同年4月27日RISEゴールドジム大会でプロデビュー。これまでRISEの他にもK-1 WORLD MAXやホーストカップなどに参戦した現在38歳。RISEに参戦してる選手としてはT-98と並び大ベテランの選手が20周年記念大会に登場する。

 瑠夏は空手をバックボーンに右ストレートを武器とするファイターで、2017年RISING ROOKIES CUPスーパーフェザー級優勝の実績を持ち、プロ戦績は9勝(7KO)5敗1分。2019年3月の試合を最後にリングから遠ざかっていたが、2021年7月に復帰。連敗を喫したが、2022年6月にオープンフィンガーグローブマッチに臨み、ダウンの応酬の末に逆転KO勝利を飾っている。

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