日本の食べ物で最も気に入ったものは──
──日本では食事も楽しんだようですね。たこ焼き動画も拝見しました。これまでの日本の食べ物でもっとも気に入った食べ物は?
「たこ焼きは最高に美味しかった! 熱くてドロッとした食感のあるものはもともと好きなんだけど、自分が今まで食べてきたものともまた違い、表面がカリッと焼き上がっていて、中のタコがコリコリとしていて、なぜ多くの人がたこ焼きが好きなのか、理解できたよ! 試す価値のある、とても美味しいものだった。
日本の食べ物で最も気に入ったものは……行ったお店すべてに違うダイナミクスとエネルギーがあって、すべて違う良さとフレイバーがあり、どれも素晴らしかったので、難しいのだけど……やはり僕にとってはタンパク質・肉かな。日本人は肉や魚などを、とても丁寧に処理したりケアをして料理していて、どこで何を食べても安心して美味しいものが食べることができたので、本当に最高だった!」
──日本のファイターのみならずファンとの交流もあり、濃密な1カ月だったようですね。
「最後に日本の皆さんに伝えたいんだ。皆さんのおかげで日本の旅がほんとうに特別なものになった。日本の“おもてなし”の文化に感動しました。ほんとうに“ありがとうございました。暖かな愛とサポートに感謝しています。またすぐに会いましょう! 自分と誰との試合が観たいか、どんどん意見を送ってください!」
──RIZINでは以前あなたが対戦を望んでいた堀口恭司選手がフライ級に転向をしました。今後のバンタム級戦線でBellatorファイターのあなたが望むことは?
「以前、ホリグチに戦いを挑んだのは自分だった。龍を追いかけるようにずっと戦いたいと思っていたけど、フライ級に転向したいま、それが叶いにくいことは分かっている。僕が思うに、ホリグチは世界でもベストの一人だ。そして“ピープルズチャンピオン”というべきファンの支持も得ている。彼が適正階級に戻ったことは素晴らしいことだと思う。と同時に、RIZINではバンタム級王座が空くだろうから、新たな選手にチャンスが巡ってくることはワクワクする。ぜひRIZINに継続参戦したい。ホリグチのスキルと挑戦をリスペクトするよ。でも、朝倉海は別だ、カイはぶちのめす!」
──またあなたの試合が観られることを楽しみにしています。
「ありがとう。そのためにも皆さん、僕のRIZIN参戦に声を挙げてください! また必ず戻ってくるよ」
『ゴング格闘技』本誌NO.324(1月23日号)では、アーチュレッタが、名勝負となったスーチョル戦で何が起きていたか、そしてバンタム級戦線について、熱く語るロングインタビューを掲載中だ。