RISE20周年大会として開催される2023年2月23日(木・祝)東京・後楽園ホール『RISE 165』(昼の部)と『RISE 166』(夜の部)の主要対戦カードが発表された。
『RISE 166』では10代のフライ級4選手によるワンデイトーナメント『RISE NEW WARRIORSフライ級(-51.5kg)トーナメント』を開催。那須川龍心(TEAM TEPPEN)、同級2位・空龍(空修会館)、塚本望夢(team Bonds)、松本天志(HAWK GYM)の4名が出場する。
那須川は2021年RISE Nova全日本大会-55kg級トーナメント優勝、Stand Up Aクラストーナメント-55kg級優勝、2021年RISE NovaジュニアAクラストーナメント-50kg級優勝などアマチュアで経験を積み、今春から高校生となって4月のRISEでプロデビュー。笠原直希に判定勝ちして白星で初陣を飾った。しかし、6月の『THE MATCH 2022』ではK-1の大久保琉唯に判定で敗れ初黒星。8月の平山龍馬戦からフライ級に階級を下げ、TKO勝ちで再起を果たすと続く10月の吉田亮汰朗戦は判定勝ち、12月にはKOUJIROにも判定勝ちと3連勝。
空龍はジュニアキック出身で高いレベルのテクニックを持つ広島在住の18歳。2021年9月の『KNOCK OUT』で初代KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級王座決定トーナメントに出場し、1回戦で花岡竜に判定負けして9戦目にして初黒星を付けられたが、11月にはDEEP☆KICK-51kg初代王座決定トーナメントで決勝戦進出。今年1月の『RISE 154』の初参戦では快進撃を続けていた数島大陸にプロ初黒星をつけた。4月にはRISE初代フライ級王座決定トーナメントに参戦し、田丸辰と対戦したがノーコンテストに。同トーナメントは棄権となり、10月にはRISEでの試合決まっていたが、対戦相手の怪我で試合中止。12月にはBOMで吉成名高とムエタイルールで対戦し、判定で敗れた。戦績は8勝(3KO)3敗1分1無効試合。
塚本はジュニアキック出身で、2020年12月には那須川天心の弟・龍心と対戦して勝利を収めている。2021年7月のDEEP☆KICKでプロデビューし、11月から行われたDEEP☆KICK -51kg初代王座決定トーナメントで、1回戦でタネ(ハートマーク)ヨシキに初回TKO勝ち、決勝では空龍から1Rにダウンを奪って判定勝利し、初代王座に就いた。2022年4月の「RISE初代フライ級(-51.5kg)王座決定トーナメント」では1回戦で数島大陸とダウンの奪い合いの末に判定負けで初黒星。8月にKING TSUBASAに勝利して再起を果たすも、9月にソンチャイノーイ・ゲッソンリットに初回KO負けを喫した。戦績は7勝(2KO)2敗。
松本はJAPAN CUP2021 -55kg準優勝で、2021年8月にRISEでプロデビュー。3戦目で初黒星を喫するが、酒井柚樹、Novoに勝利して5勝(2KO)1敗の戦績を持つ。
全員が10代ホープによるトーナメント。誰が次期RISEエース候補の座に名乗りをあげるか。なお、トーナメントの組み合わせは1月28日『RISE 164』にて発表される。