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【UFC】ウマル・ヌルマゴメドフが1R 失神KO勝ちでMMA16戦無敗に! 緊急参戦ストリックランドが5R 判定勝ち。イゲが復活のウォークオフKO

2023/01/15 14:01

【コ・メイン】

▼フェザー級 5分3R
〇ダン・イゲ(米国)16勝6敗(UFC8勝5敗)145.5lbs/66.00kg
[2R 4分30秒 KO] ※左フック
×デイモン・ジャクソン(米国)22勝5敗(UFC5勝3敗)145.5lbs/66.00kg

 フェザー級13位のイゲと、ノーランカーながらUFC4連勝中のジャクソンが対戦。

 イゲはUFCで6連勝したこともあったが、現在3連敗中。相手はチャンソン・エメット・エフロエフ。バックボーンはレスリング(大学時代はD-3)・柔術(黒帯)。ライト級から落としてきたエジソン・バルボーザには判定勝ちしたが、フェザー級ランカーとの対戦ではここまで4戦全敗。

ジャクソンはUFC再契約後5勝1敗で、現在4連勝で初のランカー挑戦のチャンスを得た。22勝中、15の一本勝ちがある。絞め技での勝利が多い。前戦はUFCデビューから4連勝中のパット・サバティーニから1RバックマウントからのパウンドでKO勝ち。

 1R、ジャクソンの入りに前蹴り、近づけばクリンチアッパーを入れるイゲ。ジャクソンの右ハイにすぐ右ミドルハイを返す。ジャクソンはシングルレッグに入るが片足立ちのイゲは切り、突き放すもその指がアイポークと判断され、中断、再開。

 詰めるイゲにサークリングのジャクソン。サウスポー構えにスイッチし左ミドルを当てるイゲ。ジャクソンはワンツーの右、入りにヒザを当てるが、ボディ打ちのイゲは終了間際にダブルレッグでテイクダウン。

 2R、右オーバーハンドを先に打つジャクソン。さらに右もブロッキングのイゲ。右ボディストレートの打ち終わりにリーチを活かし左右を突く。イゲは右アッパーを見せて組み。ここは離れるジャクソン。右ハイをガード上に当てる。

 ジャクソンの入りに右を当てるイゲ。左額から出血し後退。サークリングするジャクソンを追って左ボディ打ちはイゲ。今度は顔面を狙う。右ミドルはジャクソン。イゲは右アッパーで入る。さらにジャクソンの左フックに右ボディから左フックでアゴを打ち抜くと、ジャクソンはヒザを折って後方に倒れてダウン! イゲが追打せずウォークオフKOを決めた。

 イゲは3連敗からの復活勝利。ジャクソンはUFC4連勝でストップとなった。勝者は「本当にいい気分だよ。この2年間、勝利がなかったからね。このスポーツに人生をかけているから、勝つことが自分のアイデンティティなんだ。家族のため、息子のため、勝利のためなら何でもする。ただ良いロールモデルになりたいだけなんだ。何度も何度も立ち上がり続けていくよ」と語った。

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