(C)ONE Championship
『ONE FIGHT NIGHT6: SUPERBON VS. ALLAZOV』(13日・タイ・バンコク・インパクトアリーナ)の記者会見が11日、同地にて行われた。
メインイベントでは、ONEフェザー級キックボクシング世界王者のスーパーボン(タイ)が地元で、ONEフェザー級キックボクシング世界GP王者のチンギス・アラゾフ(アゼルバイジャン/ベラルーシ)を迎えての防衛戦に臨む。
スーパーボンはアラゾフとの王者対決に向け、「スピード、パワーとも私が上だと思う。アドバンテージは私のホーム、タイで戦うということ。タイの国民が私を応援してくれる」と力強くコメント。
対するアラゾフも「スーパーボンとの戦いが実現するのをずっと待ち望んでいた。スーパーボンは素晴らしいファイターで、本物のムエタイのスタイルを持つ。私の100%を出すつもりだ」と念願の対戦に臨む意気込みを語った。
また、コ・メインの「フライ級キックボクシング世界選手権試合」では、空位の同王座をめぐりダニエル・プエルタス(スペイン)と対戦するスーパーレック・キアトモー9(タイ)が「この次はロッタンと戦いたい」と早くも次々戦の相手を指名。
スーパーレックの父が壇上の息子に、離れて暮らし、初観戦する思いと激励の言葉を述べると、スーパーレックが涙を浮かべる場面も見せた。
注目の女子ムエタイ&MMAのミックスルール戦では、2度GLORY王座につくなど立ち技の女王アニッサ・メクセン(フランス/アルジェリア)と、元二冠王者のスタンプ・フェアテックス(タイ)が、アトム級・4分4R(1R、3Rがムエタイ、2R、4RがMMA)で対戦する。
会見に出席したスタンプは、メクセンの「スタンプはダンサーで、自分はファイターだ」の言葉に、「MMAでは相手より私が上。私はダンサーだ。それでも私が勝つ」と勝利宣言した。