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【KNOCK OUT】K-1から不可思が「乗り込む」、クラウス破った宇佐美秀メイソンは「KNOCK OUTで王者を目指す」バズーカ巧樹も出場

2023/01/10 22:01
 2023年3月5日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館『KNOCK OUT 2023 SUPER BOUT “BLAZE”』の第一弾記者会見が、1月10日(火)都内にて行われた。  現在K-1に参戦中のKING OF KNOCK OUT初代スーパーライト級王者の不可思(クロスポイント吉祥寺)と、宇佐美秀メイソン(バトルボックス)の参戦が決定。  不可思は様々な団体で試合を行い、合計5本のベルトを獲得。2019年6月にK-1へ初参戦、佐々木大蔵に流血TKO負けを喫して初陣を勝利で飾れなかったものの、2019年12月には大和哲也にKO勝ち。2020年3月にK-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者の安保瑠輝也に挑戦したが判定で敗れ王座奪取ならず。2022年は4月に小嶋瑠久をTKO、9月に大野祐志郎をKOに破ったが、12月に林健太に敗れた。戦績は43勝(20KO)18敗2分。  宇佐美は日本人の父親とカナダ人の母親を持つハーフ。物心ついた頃から父親の影響で兄と共に空手道場等で格闘技を習い始め、すぐに空手界の少年部では全国区で知られる存在となった。新極真全日本ドリームカップ優勝、新空手全日本大会優勝、新空手ガオラカップ優勝、内田塾全日本大会3連覇、白蓮会館関東選手権優勝、月心会グローブ空手優勝、正道会館全日本ジュニア大会準優勝とフルコン空手のタイトルを総ナメ。  さらにキックボクシングでも覇王キックボクシング大会優勝、ボクシングでも西日本U15大会で準優勝している。MMAに転向し、LDHのEXファイトで3連勝すると、2022年4月の『POUND STORM』でプロデビュー。KRAZY BEEのスソンに2-1の僅差で判定負けした。12月の『INOKI BOM-BA-YE×巌流島 in 両国』でキックボクシングデビューし、アルバート・クラウスに判定勝ちした。  不可思は「KNOCK OUTの皆さん、お久しぶりです。今回KNOCK OUTからお話しをいただいて久しぶりに、いつもK-1だとウチのジムから出るのは僕一人なんですけれど、ジムの仲間と一緒の大会に出られるっていうので凄くワクワクしています」、宇佐美は「これからKNOCK OUT参戦ということで大会自体凄く盛り上げて行こうと思っているので応援よろしくお願いします」とそれぞれ挨拶。  参戦にあたっては「いろいろな選手が出るっていうので祭りっぽい雰囲気を感じたので、ぜひ一緒に盛り上げたいなと思いました」(不可思)、「相手は誰か決まっていませんが、誰が相手でも全員KOで倒していこうと思います」(宇佐美)と、両者とも盛り上げる気は十分。  対戦相手は未定となっており、どんな相手を望むかと聞かれると、不可思は「お客さんが盛り上がるようなカードになる相手がいいなと思います。あとKNOCK OUTっぽい選手だと嬉しいですね。KNOCK OUTがホーム感のある選手と言うか、そういう意味でのKNOCK OUTらしい選手。ファイトスタイルとかじゃなくてKNOCK OUTを代表して戦うような、KNOCK OUTファンに馴染みのある選手がいいですね」、宇佐美は「自分も誰でもいいって感じです」とした。  両者ともヒジ打ち無しのBLACKルールで試合をする予定だが、宮田Pは「僕は不可思選手は血が似合う選手だと思っていて。金髪に血が混ざっているような激しい戦いをする選手なので。まずは相手ありきですが、相手によってはREDをお願いするかなってところですね」と、対戦相手によってはREDルールでやって欲しいと希望。これに不可思も「元々はそっちの方が僕の戦績の中で多いと思うので全く問題ないです」と受けて立つとニヤリ。  継続参戦については、宇佐美が「自分は今年、KNOCK OUTの王者を目指して頑張っていくのでこれからも出ていこうと思っています」と明確な目標を持って参戦すると断言。不可思は「どうなるか分からないですけれど、K-1のベルトは獲るって言っているのでそれを目指すのは変わらないです。でも分からないですね、まだあるかもしれないです」とケース・バイ・ケースだと答えた。  不可思は前体制のKNOCK OUTで活躍していたが、今回は「乗り込むって感じですね。3年ちょいくらいK-1グループでやらせてもらっているので、そっちの空気に慣れていたので、この会見とかKNOCK OUTというイベントの空気感というのも僕にとっては凄く新鮮なので乗り込むって感じが強いです」と、今回はK-1から乗り込む立場だとした。  また、KNOCK OUT-BLACKライト級王者バズーカ巧樹(菅原道場)の出場も決定。「3月代々木に暴れに行きます」と意気込みを語ると、「早く3月5日になって欲しいです」とすでに試合が待ち遠しい様子。対戦相手については「骨のある相手なら誰でも」と答えた。  次回の会見は来週にも行われ、そこで全カード(13試合を予定)発表される予定。 <出場決定選手>久井大夢(TEAM TAIMU/KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王者)古木誠也(G1 TEAM TAKAGI/KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王者)心直(REON Fighting Sports Gym/KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者)クンタップ・チャロンチャイ(タイ/BTC GYM/KNOCK OUT-REDスーパーウェルター級王者)渡部太基(TEAM TEPPEN)渡慶次幸平(クロスポイント吉祥寺)
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