2023年1月8日(土)、魔裟斗と前田日明のYouTubeチャンネルにそれぞれ両者の対談の動画が公開された。
前田は「プロモーターとして彼みたいな選手がプロモーションに一人いたら、もうそのプロモーションは間違いなく大成功。プロ中のプロ、魔裟斗君です」と紹介。
魔裟斗は「前田さんの格闘技観が自分と重なることが多い」と発言しており、同じようなコメント、同じような意見をすることが見ていてけっこうあって」と、勝てばいいだけではないプロ格闘家としての在り方を説明。目立つために意識して悪態をついていたと話すが、徐々に“実力”が大事だと気付いていったという。
(写真)前田のスケールの大きなヤバい話に苦笑する魔裟斗(C)魔裟斗チャンネル これには前田が「視点がアントニオ猪木と同じ。俺よりも猪木イズムが分かってるよ」と、魔裟斗の自己プロデュース能力に舌を巻く。
前田からの質問に答える魔裟斗は「何回か地獄を見たと思っているんですよね」「最初は修斗の方が人気があって、修斗にジェラシーを持っていた」と、K-1 WORLD MAXでスーパースターになるまでは様々な葛藤があったと打ち明ける。
魔裟斗チャンネルの方では魔裟斗が聞き手となり、前田がどうやって選手を発掘したのか、なぜジ・アウトサイダーを始めたのかなどを聞き、朝倉兄弟の話へ。前田は朝倉兄弟の試合を見た時に「今回、異様な子が入ってきましたね」と言ったという。
前田は魔裟斗に「息子が『お父さん、僕キックのチャンピオンになりたいんだけど教えてくれる?』って言ったらどうする?」と質問。魔裟斗は「一応、勉強と両方やりなさいと言いますね(笑)。人生の選択肢は持っていた方がいいかなと思うんですよね」と答えるが、「自分の場合は人生の選択肢がなかったからこうなったというのもあるんですよね」と話した。