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【GLORY】11勝無敗、ルーマニアボクシング王者で拳法世界王者の新鋭カリニュークが初参戦=2・11ドイツ大会全カード決定

2023/01/06 19:01
 2023年2月11日(土)ドイツ・エッセンのGrugahalleにて開催される『GLORY 83』の全対戦カードが発表された。  新たに追加されたのはフェザー級でアフマド・チク・ムーサ(ドイツ=左)vs.ベルジャン・ペポシ(アルバニア=右)の一戦。  ムーサは“ゴールデンボーイ”の異名を持ち、ドイツ人キックボクサーの中でも優れたファイターであるという。GLORYには2022年8月から参戦して2戦2勝(1KO)。AFSOヨーロッパ王者で戦績は57勝(28KO)8敗1分。ペポシは今回がGLORY初参戦となり、戦績は27勝(16KO)1敗。2019年11月にWFMCヨーロッパ-64.5kg王座、2022年3月にISKAヨーロッパK-1ルール -63.5kg王座、10月にWKN -65kg世界王座を手にしている。  プレリムではウェルター級で同級8位ジョイルトン・ルターバッハ(ブラジル=左)vs.ディアゲリー・カマラ(フランス=右)が決定。  ルターバッハはMMAで37勝10敗1無効試合の戦績を持ち、6つのローカルタイトルを獲得。近年はBRAVE CF、PFLなどに参戦している。並行してキックボクシングの試合も行っている二刀流で、戦績は13勝(7KO)1敗。2022年11月にGLORY初参戦を果たすと、マーク・トリスバーグを右ストレートでKOした。カマラは22勝(9KO)4敗1分の戦績を持ち、2019年9月にはIKKC世界-86.2kg王座を獲得している。  もう1試合のプレリムには注目の初参戦選手ソリン・カリニューク(ルーマニア=左)が登場。  カリニュークは4歳から15歳まで柔道を学び、17歳でキックボクシングに転向。2016年にIKF世界拳法選手権大会-75kg級で優勝、2017年にはIKFヨーロッパ拳法選手権大会-80kg級でも優勝。2018年11月にプロデビューすると、2020年1月に第1回コロッセオ世界スーパーライト級王座、翌年2月にはコロッセオ世界ライト級王座も獲得して同時2階級制覇。ライト級王座は4度の防衛に成功している。  2019年6月にはディラン・サルバドールに判定勝ち、2021年9月には2022年12月に海人と対戦したストヤン・コプリヴレンスキーにも判定勝ち。戦績は11勝無敗。さらに、ボクシングでも2020年と2022年のルーマニアボクシングカップ-75.0kg級で金メダル、2020年(-75.0kg級)と2021年(-80.0kg級)にはルーマニア・ナショナルボクシングチャンピオンシップで金メダルを獲得した。  対戦相手のアルマン・ハンバリアン(アルメニア)は57勝(27KO)8敗2分と豊富なキャリアを持ち、元ISKA世界ライトミドル級王者。同じく今回がGLORY初参戦となる。  今大会は日本ではU-NEXTにてLIVE配信される予定だ。
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