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【KNOCK OUT】音楽を戦いに取り入れた“無双ビート”で大月晴明に挑む丹羽圭介、10年前一緒に写真を撮った少年の挑戦を受ける駿太

2019/07/06 23:07
2019年8月18日(日)東京・大田区総合体育館で開催されるKNOCK OUT『K.O CLIMAX 2019 SUMMER KICK FEVER』の記者会見が、7月6日(土)都内にて行われた。 “爆腕”大月晴明(マスクマンズ)が約1年ぶりに参戦。初参戦となるREBELS 63kg級王者・丹羽圭介(TEAM KSK)と対戦する。  丹羽は日本拳法をバックボーンに持ち、2018年10月からはREBELSに定期参戦して4連勝で今年4月にREBELS初代63kg王者となった。「僕が35歳、大月選手が45歳合わせて80年分の集大成の合作がになるようにしたい。僕は“無双ビート”という新しい動きを取り入れて、レジェンドをぶっ倒してその先に進みたい。ぶっ飛ばしたあかつきにはKNOCK OUTで63kgのトーナメントを開催してほしい」と挨拶。  無双ビートとは「音楽のプロがいろいろな選手の動きをビートで捉えていて、僕がそのリズムを取り入れることをしています。世界トップファイターは自分のビート・リズムを必ず持っていて、ビートの中で動く戦い方をやっている。その新しい価値観の中で新しい境地にたどり着きたい」と、世界トップファイターのリズムを解析して自分に取り入れるという新しい練習法のことらしい。  丹羽は続けて「大月さんとは何度か試合前にご縁があったので、いよいよやるかというところ。見どころはお互いの独特の距離感とリズムの戦いにあると思う。ミリ単位の剣先が触れるか触れないかのお互いの絶対領域の戦いだと思っています。そこで僕が無双ビートで大月さんに立ち向かう姿を見て欲しい」と、独特の見方を提示した。  対する大月は「レジェンドとか言われますが、僕は普通のおっさんみたいなものなので(笑)。ただキックボクシングが好きなのでずっと続けていて、丹羽選手は試合を生で何回も見ていて凄く気持ちの強い日本拳法の動きを上手く使って結果を出している選手。僕は武道が好きなので日本拳法出身選手と試合をするのは初めてなので楽しみです。倒しに来ると思うので倒されないように倒そうと思います。絶対にいい試合になると思う」と、丹羽との対決が楽しみだという。  しかし、丹羽の無双ビートの話には「今の話を聞いてビビッています」と苦笑い。「どんどん新しいのが出てきますね。体験してどうなるか分かりませんが、自分はこの年でこの舞台でやらせてもらっているので気持ちだけは負けないようにしたい。丹羽選手にボコボコにされても最後まで立っていたいです。チャンスがあれば強い一撃を入れたい。45歳なので全盛期のような動きは出来ないかと思いますが、ベテランなのでいろいろ研究はしているので、一瞬も目を離さずに見てもらいたい」と、ベテランの意地を感じさせるコメント。  もう一人のベテラン、Bigbangスーパーフェザー級王者・駿太(谷山ジム)が2度目の参戦。REBELS-MUAYTHAIフェザー級王者・安本晴翔(橋本道場)と対戦する。37歳vs19歳という年の差対決。  安本は「駿太選手は僕の憧れの選手でした。戦えることが凄く嬉しい。尊敬していたんですが、僕がKOして倒すのでよろしくお願いします」と、かつての憧れの選手をKOで超えると言い放つ。「駿太選手のYouTubeを見ているので(駿太は最近ユーチューバーとしても活動)あのままだなって思いました。顔は怖いです(笑)。前の方が優しそうでした。駿太選手はテクニシャンだと思うので、そのテクニックに負けないようにいい試合をします。前のKNOCK OUTでしょぼい試合をしてしまったので、今回はいいところを、成長した姿を見せられるように頑張ります」と、駿太の印象を語る。  駿太は「37歳のおっさんキックボクサー駿太です。安本君は18歳下で、Instagramで10年前に一緒に撮った写真を出してくれたのを見た時に感動して感慨深い気持ちが溢れてきました。この気持ちを試合に出したいんですが、自分たちは手を抜くことは全くないです。僕も経験長いし、安本君もずっとやっているので。手を抜くことは全くない。60戦やってきて感慨深いのは初めてなので、自分でも楽しみ。2人で試合を作り上げていきたいので頑張りましょう」と、安本に呼び掛けた。  続けて「安本君の印象はめちゃ可愛い感じがする。10年前はもっと可愛かったし、こんな感じになったんだ。成長して変わるんだなという印象です。自分はしわが増えた感じ(笑)。この試合はテクニック合戦と言われていますが、そもそもテクニック寄りは得意じゃないので、そういう試合をやるつもりはないです。5Rやらせてもらいますが、テクニックがないと何もできないので使いますが、一番は気持ちの部分を見て欲しい。安本君も気持ちが強いけれど、そこを自分がぶち壊していきたい」と、安本の気持ちをへし折る試合をすると言い放った。
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