来年夏以降のRIZINで、日本人ファイターとボクシングマッチをすることが決まったパッキャオ
2022年12月31日(土)さいたまスーパーアリーナで開催中の『湘南美容クリニック presents RIZIN.40』にて、来年の夏以降にRIZINで試合を行うことを発表したプロボクシング世界8階級制覇マニー・パッキャオ(フィリピン)がインタビューに答えた。
「今回(の契約)は来年の1回の試合のみですが、それが最後ではありません。(試合形式は)ボクシングになります」とパッキャオ。
RIZINは「他と比べるとエンターテインメントの見せ方、アクションも素晴らしい、選手もいい試合ばかり。ファンが凄くいい」と評し、対戦相手については「特に誰と言うのはありません。できればボクシングの経験があるファイターがいいですね」という。それは9月にメイウェザーと戦った朝倉未来くらいのレベルのことなのかと聞かれると「相手はRIZINが決めること。ボクシングをやっている人が面白いんじゃないかと思います。朝倉未来選手レベルでOKです」とした。
今月にはソウルでボクシングエキシビションしており、その手応えを聞かれると「この間の試合は選挙の後から初めての試合でしたがいい感じでした。相手がファイターではなくマーシャルアーティストでYouTuberで、ボクシングが出来ない方だったので相手にならなかったです。RIZINは格も違うしプロなので、試合も違うと思います」と、物足りなかったとする。
日本人ファイターには「MMAでもボクシングでも日本のファイターたちが素晴らしい」との印象があるとし、「ラウンドアクションでずっとやりたい」とアグレッシブな試合を見せたいとした。
また、夏以降のRIZINでの試合前に試合をする可能性はと聞かれると、「今ネゴシエーションの途中で、あるかもしれないし、ないかもしれない」と可能性はあると答えた。
対戦相手は70kg以下契約で公募するとされており、パッキャオをリスペクトしている五味隆典、フリーとしてINOKI BOM-BA-YEに参戦した木村“フィリップ”ミノルなど候補は多そうだ。