クレベルとの現役王者対決となるパトリシオ
2022年12月31日(土)さいたまスーパーアリーナ『湘南美容クリニック presents RIZIN.40』に出場する全選手の個別インタビューが、29日(木)都内にて行われた。
「RIZIN vs. Bellator 全面対抗戦」の副将戦フェザー級5分3RでRIZINフェザー級王者クレベル・コイケ(ボンサイ柔術)と対戦するBellator世界フェザー級王者パトリシオ・“ピットブル”・フレイレ(ブラジル)がインタビューに答えた。
統一タイトルにするか、新しいタイトルを作るか、そういう機会を望んでいる
「とても調子はいい。1週間前に日本に来たから、時差は全く治っているから、体重もバッチリ。あとは試合の準備だけ」
━━対戦相手の印象は?
「フィニッシュが強い選手。RIZINで活躍している選手なので楽しみにしている」
━━どんな試合展開になるとイメージしている?
「最後は自分が勝利する」
━━BELLATORとのルールの違い、リングを使うことでの不安は?
「デビュー当時こういうルールで戦ったこともあり心配ない」
━━相手のどこに警戒?
「柔術ガイで、グラウンドでは気をつけなくてはいけないが、そういう展開でも自分がフィニッシュする」
━━今回はタイトルショットではないが、勝者が両団体チャンプとなる資格があると思うか?
「戦って勝った方が両タイトルにふさわしい選手だと思う」
━━できればタイトル戦がよかった? あるいはどちらかのタイトルを懸けたかった?
「そういうふうにできればと思ったが、たとえば統一タイトルにするとか、新しいタイトルを作るとか、そういう機会を望んでいるよ」
━━日本で兄のパトリッキーが試合しているがその機会をどう思った?
「彼が日本で試合をした時は嫉妬したし、自分にそのチャンスがまわってきて楽しみにしているよ。夢が叶ってとても嬉しい」
━━自身とパトリッキーというピットブル兄弟のブランドを上げるために何が必要でしょうか?
「ブラジルではPRIDE時代人気があり、同じ団体からRIZINが派生しているから、兄弟としてもっと日本の露出を増やしてそういう機会を増やしていけたらいいと思っている」
━━2000年代中盤から戦い、やがて現役を退くとき、どんな記憶に残ってほしい?
「我々は常に疑われてきた、勝てるのかと。そういう人たちの予想をくつがえしてきた。そういう兄弟として覚えてもらいたい」