2019年8月18日(日)東京・大田区総合体育館で開催されるKNOCK OUT『K.O CLIMAX 2019 SUMMER KICK FEVER』の記者会見が、7月6日(土)都内にて行われた。
同大会で唯一行われる女子マッチ、REBELSルール46㎏契約3分3Rで対戦するぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)と祥子(JSKキックボクシングジム)が会見に出席。会見MCはぱんちゃんとデビュー戦で対戦した“JKキックボクサー”川島江理沙(クロスポイント吉祥寺)が務めた。
ぱんちゃんは「KNOCK OUTという選手なら誰でも出たい憧れの舞台に選んでいただいて、最初はキャリアもない私でいいのかなと思ったんですが、選んでいただいたからには自信を持って一番輝いた姿で舞台に立ちたい。普段練習している力を100%出せるように楽しんで、輝いて強さも見せつけたい」と“輝く”ことをテーマに掲げる。
2月にプロデビューして3戦全勝と快進撃を続け、今大会の駅看板にも大きくビジュアルが使用されているぱんちゃん。7月26日発売の『ヤングアニマル』には水着グラビア掲載も決定しており、大きな注目を浴びている。
雑誌のグラビア撮影があったことを自身のSNSで報告したぱんちゃん そんなぱんちゃんと今回対戦する祥子は、キックボクシングジムの代表を務め、フィットネススタジオを2つ経営し、2児の母でもある。4月のJ-GIRLSではJ-GIRLSピン級王座決定戦に抜擢された(判定負け)。
祥子は「出産でブランクがあるので、長くやっていますがプロとしては実質2年目です。今までは相手に胸を借りるつもりでやってきたんですが、タイトルマッチもやって今回大きな舞台で活躍している選手と組んでいただいたので、いつまでもそんな気持ちではいけないと思いました。自分のやってきたことを心していい試合ができればと思います」と、気持ちの変化があったとした。
ぱんちゃんの印象は「まず、凄く奇麗な方ですね。初めてお会いしましたが、リーチの長さが特徴。身長差がどれくらいか会ってみたかったんですが、2人ともヒールを履いているのでよく分かりません(笑)。私はムエタイスタイルが好きなので、フィームー(ミドルキック主体で距離を取る選手)でテクニックを使っていい試合をしたい」とした。
それを聞いたぱんちゃんは、「試合が決まった時に試合映像を見させてもらいました。今まで戦った中で一番リーチと身長がありますね。そういうタイプは初めてなので、いつものようなリーチを使った試合ができないかと思いました。蹴りの選手も今まで戦ったことがありませんが、そこは会長としっかり対策をして避ける、つかむ、コカすと全て練習しているので自信を持ってやれます。私も本当はムエタイスタイルなので蹴りで蹴りに返したいんですが、パンチも回転技も練習しているのでいろいろな技を出したいと思います」と、“初めて”が多いタイプながらも多彩な技で勝ちたいと意気込んだ。
また、巨大な駅看板の反響はあったかと聞かれると「いろいろな人から見たよって言われます。半分も使ってしまい申し訳ないです。実物よりカッコよくてすいません」と、恐縮していた。