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2022年12月28日(水)東京・両国国技館『INOKI BOM-BA-YE×巌流島 in 両国』(U-NEXT生配信)の「四鋒戦」の巌流島特別ルールで、無差別級(5分3R)で関根“シュレック”秀樹(ボンサイ柔術)と対戦するヤン・ソウクップ(チェコ)が26日、個別インタビューに応じた。
、11歳で伝統派空手の松濤館流を始め、2004年に来日し、竹隆光氏率いる極真会館(松井派)鹿児島支部に入門。3年半内弟子として修行し、弐段を取得。その後、チェコで自身の道場を開いた。
2007年11月の極真会館『第9回全世界空手道選手権大会』の決勝でエヴェルトン・テイシェイラに敗れて準優勝後、2009年8月にK-1に参戦。2009年12月に高萩ツトムに判定勝ちでK-1初勝利を飾ると、RISEでもファビアーノ・サイクロンを判定で下している。2018年11月の「敬天愛人」では体重無差別ワンデートーナメントに出場。準決勝に進出し、菊野克紀に判定で敗れている。
MMAについては、「3年ほど前にチェコでMMAの練習も始めていました。イリー・プロハースカとも練習して。彼はすごい。キックボクシングをやっていない。手を降ろしてステップして打つからパンチやキックの出所が分からずあまり見えない。チェコからUFCチャンピオンが出て、とても嬉しかったです」と、UFC世界王者になる前のプロハースカとも練習をしてきたことを明かした。
柔道出身の関根との対戦に向け、巌流島の道衣を着用しない「特別ルール」で挑むソウクップは、日本語で「組まれても突き放し、プロハースカのようにパンチかキックでKO。オープンフィンガーグローブなら空手の突きに近い。相手が自分より小さいので、三日月蹴り、上段廻し蹴りもあります」と打撃勝負を予告した。
対する関根は、前日会見で、「国技館と言えば相撲の聖地でもあり、古くはプロレスの聖地でもあります。子供の頃は蔵前、今は両国。蔵前決戦で心躍ったものです。自分はずっとプロレスラーに憧れて40過ぎてプロレスラーになれました。レジェンドたちとの対戦も実現して夢がかなっています。そして子供の頃から憧れた猪木さんの追悼試合、ここにギリギリ間に合いました。明日はソウクップ選手、猪木×ウィリー戦を超えるような試合をして猪木さんを追悼しましょう」とメッセージを送っている。