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【KNOCK OUT】日菜太が大胆提案「プロレスラーと無差別級でやりたい。1年でKNOCK OUTをメジャー団体にする」

2019/07/06 16:07
2019年8月18日(日)東京・大田区総合体育館で開催されるKNOCK OUT『K.O CLIMAX 2019 SUMMER KICK FEVER』の記者会見が、7月6日(土)都内にて行われた。  REBELS提供試合70.0kg契約3分3Rで、ラジャダムナンスタジアム3階級制覇ジョムトーン・チュワタナ(タイ)と対戦する、REBELS 70kg級王者・日菜太(クロスポイント吉祥寺)が会見に出席。 「目標にしている東京ドームを実現させるために一生懸命に頑張っていきたい。キックボクシングや格闘技を好きな人で僕を知っている人はいますが、一般層は僕やレベルス、今出ている選手のことは知らないと思います。一般層でも知られている武尊選手、那須川天心選手、RENA選手、こういう選手になっていくのが今の僕らの目標です。それを1年で達成して、僕らがメジャー団体に上がっていこうと思います。その一発目なのでよろしくお願いします」と、1年でKNOCK OUTをメジャー団体にすると宣言。  今回対戦する ジョムトーンはムエタイの殿堂ラジャダムナンスタジアムで3階級制覇、WBCムエタイ世界王者も2階級制覇。2008年にはラジャダムナンのMVPにも選ばれた。2010年からはボクシングも始め、OPBF東洋太平洋スーパーフェザー級王座を獲得。2015年5月にはあの内山高志とWBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチを争っている(内山が2RでTKO勝ち)。ムエタイ復帰後は2016年にクンルンファイトの70kg世界トーナメントで準優勝、今年5月16日にはタイ・ラジャダムナンスタジアムに5年ぶりの復帰、トップ選手のサッグモンコンにヒザ蹴りでKO勝ちした。  日菜太は「70kgのトップ選手であることは間違いないです。でも、もっと上が5人くらいいる。シッティチャイ、ペトロシアン、アラゾフ…そういう強い練習に俺がもう一度チャレンジするにはジョムトーンは避けて通れない壁。その挑戦を見て欲しい。僕の尊敬する内山さんがジョムトーンに勝っているのもある。ここもクリアーしてもっと大舞台にチャレンジしていきたい」と、ジョムトーンはこれから目指すことのために避けては通れない相手だとした。  かねてからKNOCK OUTと同じブシロードグループの新日本プロレスが毎年1月4日に開催している東京ドーム大会への出場をアピールしている日菜太。会見ではそれに関する質問も飛んだ。 「ぜひプロレスの舞台で、僕のキックボクシングを見せられる何かがあればいいかなと思います。プロレスファンにめちゃくちゃブーイングされながら入場したいです(笑)。34900人くらいがブーイングして、僕の500人のファンが頑張ってと言っている画を想像しています。ガチガチのキックボクシングの試合でもいいと思っていますし、プロレスファンがそれじゃあなと言うならプロレスラーとやりたい。相手がデカいのでもいい。120kgある人でもいいです」と、キックルールなら無差別級でプロレスラーとやってもいいとぶち上げた。 「サイズ的にデカい人がいいですね。何人か思い描いていますが僕はメンタルが弱いので、プロレスファンにめっちゃ言われるのが怖いので具体的な名前はあげられません。有名な日本人レスラーがいいかなと思っています。後ろで(KNOCK OUTの)原田社長が苦笑いしていました。でも、僕は言って実現させるのが必要なことだと思っています。言って実現したらKNOCK OUTが単体で東京ドームを使える可能性が増えてくるのでそこまで引っ張りたい」と、KNOCK OUTを東京ドームへ導くために自分が引っ張っていきたいとの使命感を燃やす。  率先して話題作りをしている日菜太に、他の若い選手たちはアピールが弱いのではとの質問が飛ぶと「この後、時間をいただいて選手たちに僕もお話したいことがあります。一般の人たちに見に来てもらえるように少しでも記事になり、印象に残ることを言う、なおかつ実現させることがこれからの時代には必要。僕よりもアピールできる選手がこれから出てくると信じているので、そんな楽しい場所にしたいですね」と、会見後に行われる選手講習会(PR方法など)で他の選手たちにノウハウを伝えたいとした。  また、6月のレベルス後楽園ホール大会では第5代シュートボクシング日本スーパーウェルター級王者・坂本優起(シーザージム)と対戦し、延長戦までもつれ込む大苦戦を強いられた。試合前の練習で肉離れをしたのが原因だったが、年齢とダメージの蓄積からコンディションはどうなのかと聞かれた日菜太。 「怪我との戦いで、練習が昔のいい時みたいにできなくなっています。控室で大月(晴明=45歳)さんと話していて、やる練習・やらない練習と切り捨てていかないといけない、体が疲れる練習をやるだけが練習じゃないという言葉が刺さりました。元々8月に照準を絞って練習してきたので、8月には僕の今年のピークを持っていきたい。10月か11月にも試合をして、来年の東京ドームへ向けてアピールしたいと思います」と、8月に今年最高のコンディションを作りたいと語った。
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