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【INOKI BOM-BA-YE×巌流島】宇佐美秀メイソン「クラウスの時代はもう終わっている。やりたいことやって仕留める」今後はMMAとの二刀流で王者目指す

2022/12/23 21:12
 2022年12月28日(水)東京・両国国技館『INOKI BOM-BA-YE×巌流島 in 両国』(U-NEXT生配信)にて、キックボクシングルール72.5kg契約3分3Rでアルバート・クラウス(オランダ/キックボクシング)と対戦する宇佐美秀メイソン(日本/空手)が、23日(金)都内にて公開練習を行った。  パンチのミット打ちを披露したメイソンだが、驚くべきはそのハンドスピード。サウスポーから繰り出される連打は軽量級のようなスピードで鋭かった。  4月の『POUND STORM』ではMMAでプロデビューしているが、今回がキックボクシングはデビュー戦。「ワクワクしています。エキサイトしていますね」と試合が楽しみで仕方がない様子。  対戦するクラウスは2002年に初開催されたK-1 WORLD MAX世界トーナメントで魔裟斗らを破り、初代世界王者に輝き、魔裟斗とは1勝2敗1分の戦績を残すライバルだった選手。 「僕が生まれた頃の王者で、お父さんがK-1大好きだったので幼稚園の頃から見ていました。記憶には残ってないですけれどね。改めて映像を見て、気持ちが強くて前にガツガツ来る選手だと思いました」と評し、「自分の方が武器があると思うので、いろいろな武器があるのでちょこちょこやりたいことやって仕留められると思います」とした。 「右フック、ジャブ、ストレート…何でもパンチを出せます。散らしていって相手を潰していきたい」とクラウスも得意とするパンチで圧倒するという。 「打撃ばかりやっているので、MMAでは寝技の部分では不利なところがありましたが、今回は打撃だけなので自信を持ってやれます」と、かなりの自信。「世代交代じゃないけれど、クラウス選手の時代はもう終わっている。しっかり自分の強さを見せていきます。KOで勝つのが理想です」と、クラウスはもう過去の選手だというところを見せるとする。  木村“フィリップ”ミノルと一緒に練習し、マススパーリングもしていると言い「パンチが超痛いです。パンチやばいですよ。隕石が顔面に飛んできた感じです。自分より格上で王者なので、そういう強い選手とやっていると気持ち的にも強くなっていくし、技術も学んでいける。こういう場面ではどうしたらいいかとか」と、学ぶことが多いと話した。  自分は「諦めずに戦う。インファイトする時はインファイトして、アウトボクシングをする時はアウトボクシングをするスタイル」のファイターだとし、「今回の試合でいい勝ち方をして、みんなにいい印象を持ってもらいたいと思います」と意気込むメイソン。  この試合を皮切りに「キックボクシングとMMAの両方でやっていこうと思っています。盛り上がっている方へ行ってもっと盛り上げて、盛り上がっていない方があれば行って僕が盛り上げたい」と二刀流で行くと宣言し、「空いていればどこでもやりたい。有名になれるところでやりたいですね。今はキックでやっているので、まずはキックのベルトを獲りたいと思っています。日本でも獲りたい」と特に場所は選ばないとし、まずはキックボクシングで日本タイトルを狙いたいとの目標を掲げる。  そして「世界一が目標。誰に何も言われない、文句のない王者になれたらいいと思いますジャンルはどっちでもみんなに認めてもらえる王者になりたいと思います」と、誰もが最強だと認める王者に二刀流でなりたいと語った。
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