緊急参戦でジョニー・ケースと戦うことになった大尊だが自信は満々
2022年12月21日(水)13時より『湘南美容クリニック presents RIZIN.40』(12月31日・さいたまスーパーアリーナ)の追加対戦カード発表記者会見が行われた。
RIZIN MMAルール(71.0kg)5分3Rで、ジョニー・ケース(米国/MMA LAB)が大尊伸光(野田ボディビル同好会)と対戦する。当初、ケースはルイス・グスタボ(ブラジル)との対戦が決まっていたがグスタボが負傷欠場のため、大尊がスクランブル参戦で対戦することになった。
会見ではまずグスタボからの「このような悲しいニュースを伝えるのはとても心苦しいのですが、練習中に上腕二頭筋長頭腱を断裂してしまい、大晦日大会を欠場することになりました。試合を楽しみにしていたファンの皆さんをガッカリさせてしまい、そして対戦相手のジョニー・ケース選手にも本当に申し訳なく思っています。1年で一番大きな大晦日大会に心から出場したかったのですが1日でも早く復帰できるよう最大の努力を尽くしてまた日本の皆さんの前に戻ってきます」とのメッセージが読み上げられた。
(写真)今年4月、宇佐美を破っている大尊(C)SUSUMU NAGAO
大尊は、小学生時代に空手を始め、中学でレスリング、2010年の全日本アマチュア修斗選手権ミドル級で優勝。翌11年2月にプロデビューすると同年の修斗新人王トーナメントウェルター級で準優勝。4年に修斗環太平洋ウェルター級王者に。15年の「Road to UFC JAPAN」に参加後、18年大晦日のRIZIN.14でトフィック・ムサエフに2R TKO負け。その後はマックス・ザ・ボディを1R KO。西川大和に三角絞めで敗れるも、2022年4月の前戦で宇佐美正パトリックに判定勝ちしている。
「今回グスタボ選手の怪我で代わりに出ることになったんですけれど、ずっと練習も欠かさずやっていて体調もむちゃくちゃいいので当日はジョニー・ケースのことをぶっ飛ばせると思うので楽しみにしていてください」と、大尊は自信のコメント。
試合があると聞いたのは「今月」だが調整は「全然問題ないです」と、大晦日の大一番での打倒ケースを誓った。