2022年12月18日(日)12時から、大阪・コレガスタジオにて『DEEP OSAKA IMPACT 2022 4th ROUND』が開催された(※同日夜大会も)。
メインイベントでは、中村大介(夕月堂本舗/元DEEPライト級王者)がMMA20年のキャリアで初のヒールフックで岩本達彦(BLOWS/PANCRASEフェザー級3位)に一本勝ち。
セミファイナルでは、バンタム級でRIZIN帰りの増田拓真と、柔術茶帯の上田直毅が対戦した。
reliableの増田は、18歳の時に同じジムの田中有に誘われ格闘技を始めると、17年1月のDEEP大阪大会でプロデビュー。井上暉也にTKO負けも、以降7連勝。2019年4月のGLADIATORで三上真司に判定勝ち後、19年11月の田中ハヤトスネ夫戦、21年4月の瀧口脩生戦ではリアネイキッドチョークで一本勝ち。21年11月にはMG眞介からダウンを奪う判定勝ち、2022年3月に実力者COROと『RIZIN LANDMARK Vol. 2』で対戦し、スプリット判定負けからの再起戦となる。
パラエストラ東京の上田は、MMA8勝6敗2分。ZST SWAT! で経験を積み、2019年8月から5連勝。2020年12月の「TTF Challenge 09」では、西村大地にスプリット判定勝ち。2022年1月の「漢塾」バンタム級 1DAYトーナメント1回戦でガッツ天斗に判定勝ちも、決勝で風間敏臣に三角絞めで一本負けしている。
▼バンタム級 5分3R×増田拓真(reliable)[1R 3分34秒 腕十字]〇上田直毅(パラエストラ東京/ファイティスジムMSC)
1R、ともにオーソドックス構え。先に右ローを2発当てる増田は、さらに左フックで飛び込むが、その胴に組む上田はダブルレッグテイクダウン。
ギロチンチョークを狙う増田に、対角にパスして防御する上田。金網背に座る増田の両足を束ねるが、左手を着いて立ち上がる増田が四つ組みで体入れ変える。
互いに右ヒザを突くと、右に回してテイクダウンは増田! サイドを奪い、ニーオンからマウントを狙うが、その際で左足を挟み、ハーフに。右に腰を切りフルガードに戻した上田。
インサイドガードから鉄槌を突く増田に、下の上田は右足を腰にかけて、右手で左足をすくい腰を切ると、後転して左足を頭にかけてうつ伏せで腕十字へ。タップを奪った。
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▼バンタム級 5分2R〇谷岡祐樹(パラエストラ加古川)[1R 1分41秒 KO] ※左フック×八尋大輝(ニコニコファイトクラブ)
DEEP KCKでベルトを巻いた谷岡は、MMAで2021年4月に宇都宮伍にスプリット判定勝ちすると、同年7月にMG眞介にTKO負けも、2022年は4月に上荷大夢に判定勝ち、8月の前戦で山﨑鼓大に2R TKO勝ちで2連勝中。
対する八尋もキック経験があり、2021年12月にNaoにセンタク挟みで一本勝ち後、2022年8月の前戦で中本龍平にスプリット判定負けsている。
1R、ともにオーソドックス構え。中央を取る谷岡に、八尋は左回り。八尋の左ジャブをかわした谷岡は、八尋のレベルチェンジのフェイントにも動じず、左インロー。八尋の組みはいなして回ると、左から右のワンツー。かわした八尋の前進に組ませず、下がりながら右を当て、金網際で体を入れ替え、ノーモーションの左ジャブ!
アゴが上がった八尋に右ロー。八尋のワンツーの詰めをさばきながら下がって右ストレート! ダウンを奪うと、ワンツーで詰めて最後は左フックで前のめりに倒し、レフェリーが間に入った。
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▼フェザー級 5分2R〇瀧口脩生(STYLE)[判定3-0] ※20-18×3×ムテカツ(ゴンズジム)
▼フライ級 5分2R〇藤田健吾(reliable)[判定3-0] ※20-18×3×井上暉也(パラエストラ加古川)
▼フェザー級 5分2R×堂園 悠(修和館)[判定0-3] ※19-19マスト桑本×2, 18-20〇桑本征希(SMOKER GYM)
▼フェザー級 5分2R〇前薗 渓(格闘技吉田道場)[2R 3分09秒 TKO] ※パウンド×斎土泰斗(reliable)