(左から)菅原、大久保、KANAがZ世代へ向けた寿司のPRイベントに出演
2022年12月17日(土)都内にて『回転寿司たいせいリボーンプロジェクトお寿司PR企画記者会見』が行われた。
このイベントは、Z世代に寿司をもっと食べてもらうためにたいせい寿司が若者たちと組んで盛り上げたいとの主旨で、Z世代の流行の中心を目指すフェス『Buzz Fes White X'mas』にて実施。
プロジェクトの目玉の一つである創作寿司を、Krush女子アトム級王者・菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)、Krushフライ級王者・大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)、K-1女子フライ級王者KANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)のほか、ととのいアンバサダー・Mr.サウナジャンキー シノサン、元RISEラウンドガールでコスプレイヤー・マルチタレントでもあるYuiRiが考案。会見でお披露目された。
菅原は「韓国が好きなので韓国料理のテイストを詰め込んだエビのお寿司をすぐに思いつきました」と、韓国料理テイストの寿司を考案。大久保は「メンズでも満足できる食べ応えのある、味にもこだわったガパオライス」とボリュームのある寿司、KANAは「アスリート用にささみを茹でて、いかにささみを美味しく健康に食べられるか考えたクラッシャー寿司」と、それぞれがアイデアを凝らした寿司が発表された。
菅原はモッパン(飲食をする様子を配信するコンテンツ)にも挑戦したと言い、40貫を完食。「その後もおまけが出てきてネタが増えたんですよ。たいせいさんのお寿司は大きいのでそれが想定外でした。しばらくいらないってくらい食べました。どんどん顔色が悪くなっていくので見てください」と笑う。
これから挑戦するという大久保は「40貫を越えられるようにお腹が破裂するまで食べます」、KANAは「お寿司の限界にまでまだチャレンジしたことはないですが、45~50貫はいきます。一番食べられるように頑張ります」とそれぞれ負けず嫌いぶりを発揮。菅原からは「戦いだと思って行った方がいいです」とのアドバイスがあり、KANAは「防衛戦だと思ってやろう」と答える。大久保も男の意地で「絶対に負けられないです」と闘志を燃やしていた。
ちなみに3人が好きな寿司ネタは「まぐろとか貝類。食感があるものが好きです」(菅原)、「炙り系が好きです。炙りサーモンとか炙りイカとか」(KANA)と答えた中、大久保は「牛カルビ」と答えて「寿司屋に行くな!」と菅原からツッコミを受けていた。
『回転寿司たいせい』は郊外中心に店舗を展開しているが、東京都心進出を目指しているという。イベントの最後に登場した郭東仁社長は「この企画は最初は不安だったんですが、若い人たちに本当においしいお寿司を食べてもらいたかったんです。たいせいは回転寿司のレベルを超えた寿司だと感じて欲しいんです。特に若いお客様には気兼ねなく来ていただいて、美味しかったと思われるのが夢です」と挨拶。
菅原は「リーズナブルで美味しく食べられるのでたくさんの人に食べて欲しい」、大久保は「自分が作った大久保寿司をいろいろな人に食べてもらえるように頑張ります」、KANAは「応援の力が凄いって自分は感じているので、たいせいさんのアンバサダーをしたいのでぜひ一緒に盛り上げられるように頑張りたいです」と、それぞれ応援メッセージを送った。
会見後の囲み取材で、今年を振り返っての感想を聞かれた菅原は「負けもあり、いい勝ち方も出来て勉強になる1年だったなっていう感じで。最後はいい形で締められたので、それを来年どう伸ばしていくか。1年でしっかり覚えたものがあるので、それを来年活かして全勝で終われたらなって思っているので、それに向けて頑張ります」とした。
大久保は「今年2月にプロデビューしてまだ1年も経ってないんですけれど、THE MATCHだったり、Krushのフライ級だったり、メディア出演としてもたくさん出演させていただいて大きく飛躍した年だと思います。来年は大久保琉唯をもっと知ってもらうためにいろいろなところで活動し、K-1でもチャンピオンになって行きたいと思います」と濃い1年を来年も続けていきたいという。
KANAは「今年は手術してから1年2カ月ぶりに2月に復帰して3戦3勝2KOで終われたので、来年はK-1の王者として挑戦していく年になるかなと思っていて。格闘技界も動かして行けたらなと思っているので、来年はK-1の王者である自分に注目してもらいたいなと思います。来年は自分の目標としているものを実現させていきたいって動きをして行こうと思うので、このK-1のベルトを持ったまま世界最強を証明したいと思います」と、本格的に世界を攻略していきたいと意気込んだ。
また、年末恒例である「今年を漢字一文字で表すと?」との質問に、KANAは「幸」と答える。「自分は手術という長い期間から試合が出来ない苦しさがずっとあったので、試合が出来る、練習が出来るのは幸せな1年だと思いました」というのがその理由。
大久保は「飛」。その理由は「今年1年で環境が変わるくらいいろいろなところで結果を残すじゃないですけれど、まだプロになって4戦ですけれど負けなしで。いろいろなメディア出演とかもそうですが、自分の中で成長できたって1年だったので」と、まさに飛躍の1年だったと振り返る。
そして菅原は意外にも「涙」をあげた。「今年は死ぬほど泣きました。2月の防衛戦もしんどくて泣いたし、6月は負けて泣いたし、10月は勝って泣いたし、泣いた記憶しかないです(笑)。それくらい、いい1年でした。嬉し泣きも悔し泣きも全部経験したので成長につながる大事な1年でした。忘れられないです、この1年は。いろいろな意味で」と振り返った。