王者マカチェフと激闘のツァルキヤンが、UFC5連勝中のイスマグロフと対戦
メインを飾るミドル級戦(5分5R)では、7月に当時の王者イズラエル・アデサニヤに挑むも判定負けしたジャレッド・キャノニア(米国)が再起戦。対するショーン・ストリックランド(米国)も7月に現王者のアレックス・ペレイラに1R KO負けからの再起戦となる。大砲を持つキャノニアと速射砲のストリックランドの戦いはいかに。
公開計量で猿の帽子をかぶったキャノニアは185.5ポンド(84.14kg)、ストリックランドは186ポンド(84.37kg)でクリア。フェイスオフでは笑顔で向かい合っている。
また、コ・メインでは、ライト級9位のアルマン・ツァルキヤン(アルメニア)と、UFC5連勝中で12位のダミル・イスマグロフ(ロシア)が対戦。
アイスホッケーのジュニアユースで活躍したツァルキヤンは、2019年4月のUFCデビュー戦で現王者のイスラム・マカチェフに判定負けもファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞する健闘。2022年6月の前戦では、マテウス・ガムロにダウンを奪いながらも判定で惜敗している。
対するイスマグロフはMMA24勝1敗。ガムロにスプリット判定で勝っているグラム・クタテラーゼにスプリット判定で競り勝っており、今回のトップ10ランカーとの試合で真価が見えて来るだろう。ちなみに唯一の黒星はかつてIGFに参戦していたラマザン・エセンバエフに2015年に判定負けしたもの。
また、バンタム級でUFC3連勝中のサイード・ヌルマゴメドフ(ロシア)と、UFC2連勝中のサイードヨクブ・カフラモノフ(ウズベキスタン)が対戦。両者はフェイスオフで額を突き合わせ、熱い火花を散らしている。
同大会は、日本時間12月18日(日)朝6時スタート予定のプレリムがUFC公式サイトおよびYouTube公式チャンネルでライブ配信されるほか、UFC FIGHT PASSではプレリムを含め、9時開始予定のメインカードもライブ配信される。